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大宮パン教室 西村きみこです。
リーンな生地とリッチな生地、どんな違いがあるかご存知ですか。
【リーン】とは、【簡素な】という意味です。
主に小麦粉、パン酵母、塩、水の4つの材料から作られるシンプルなパンを、総称してリーンなパン、リーンな生地と呼びます。
具体例を挙げると、バゲット、カンパーニュ、ライ麦パン、ベーグルなど食事系のパンです。
6月メニューの明太バゲットは、材料がシンプルなだけに小麦の風味をストレートに感じられるリーンな生地。
保水性のある砂糖やバターを加えていないため、日持ちしにくく焼き上がりが1番おいしいです😋
食べ切れなかった分は冷凍保存し、解凍して焼き直して下さいね✨
一方【リッチ】とは、【贅沢な】【豊かな】という意味ですね。
小麦粉、パン酵母、塩、水の基本材料に、砂糖、卵、バター、牛乳などを加えて作られるパンです。
具体的には、あんパン、カレーパン、メロンパン、シナモンロールなどの菓子パンや、クロワッサンなどのデニッシュパンです。
先日リクエストレッスンさせて頂いたモンキーブレッドもリッチな生地です^^
リッチな生地は、副材料が多めに入っているので、いつもよりこねる時間も一次発酵も少し長めにかかります。
そしてリッチな配合のパンは柔らかくふんわり仕上げた方が美味しいので、丸めや成形の時はなるべく生地傷みさせないことがコツ!
柔らかくふんわり仕上げたいときには、生地の扱いも優しく優しく、あまり触りすぎないことがポイントですよ^^