腰椎圧迫骨折。
どう考えても高齢者向きの傷病名に、何とも複雑ですが
当事者というより、腰椎圧迫骨折の高齢者の方を介護している方のほうが多いと思いますので、腰椎圧迫のリアルを少し書いておこうと思います。
あくまでも、私の場合です。
只今、10日ほどになります。
最初の3、4日は、何しても痛くて、同じ姿勢で10分持たず、仰向けはなしで、左右横向きで寝ました。幹部が当たらないので痛くなかったのかも。
左右のベットの柵に抱きつくようにすると楽でした。
お尻を1センチ上げるのが痛くて難しいです。
膝を曲げて腰に負担をかけず、腰を捻らないように気をつけて、横に転がるのがポイントです。
5日目くらいからは、起きてる時のベットの角度は20度ほどにして、お尻を二つの枕で挟み込み、肘は枕に載せることで安定し、じっとしていると痛みは感じなくなりました。ご飯は30度、眠る時は平坦が楽でした。ただ、30度でのご飯は、高齢者じゃなくても嚥下が心配です。私もかなりむせましま。咳き込み、クシャミは激痛が走るので恐怖です。
本当はおトイレもベット上なのですが、お通じが止まってお腹が張って、どうしようもない場合だけは車椅子でトイレに行きました。
ベットに座り一息、次に一度ゆっくり立ち上がって一息ついてから、そっと車椅子に座るほうが痛みが少ないです。
中腰で車椅子に座ろうとするとかえって痛いのでNG。
とにかく姿勢は悪いより、良いほうが痛みが少ない。
私は車椅子ごとトイレに置いてってもらっていましたが、何か参考になることがあれば。
下着を脱ぐのは、一旦真っ直ぐ立った状態で脱ぐのが一番痛みが少なく、それからゆっくりと便座に座ります。
手すりに立ってから下着を上げる。
トイレットペーパーを自力で使うのは無理なので、ウォシュレットを活用するのが無難です。
あと、人生で初めて手すりを使ってみました。
立ち上がる際は、低いほうを持ってから高いのを掴む、屈む場合は高いほうから低いほう、必ず両方持ちです。
私は筋力はぜんぜんですが、身体は柔らかいほうなので、ベットの移動には足が帳簿しています。
ベットの柵を蹴りながら、ずり上がっています。
痛みを観じないように気をつけることが出来れば、そこまで酷い痛みは感じなくて済むようで、日に日に痛みを避けることができてきました。
あとで何かの役に立てばと書いておきます。
ちなみに、私はアラフォーです