北海道大学 西浦博  | 憂国くま日記

北海道大学 西浦博 

「西浦教授指導のもと、2017年11月に博士研究員が行った北朝鮮の感染症リスクに関する疫学研究では、脱北者の受け入れ先であるカナダや韓国で、再定住化支援を行うNGOなどから集めた疫学調査データを分析。子どものはしかや結核感染の増加、韓国との国境周辺で流行している三日熱マラリアなどの感染者が一定数存在する実情を明らかにしました。その直後に北朝鮮籍木造船の日本海沿岸への漂着が頻発。漂着船の船員が活動性結核を患っていたことから、対応時に結核の曝露を受けた各省庁の職員の健康状態が気遣われることとなり、行政による難民対策が急がれるなかで、教室が果たす役割も拡大しています。」

https://www.med.hokudai.ac.jp/graduate/research-archives/ra3/vol-17.html