「名言はこころの財産」
「この世での時間が限られたものであり、
いつ終わりが訪れるのか知る由もないことに気づき、
十分理解したとき、私たちはいやがおうにも、
一日一日をかけがえのないものとして生きるようになる」
(キューブラ・ロス)
『続・死ぬ瞬間』結び 中公文庫2001 鈴木晶訳
* * *
損した得した、勝った負けた、つい目の前のことに一喜一憂しがち。
そんな時、「限りある命」という視点でものごとを見直してみてはいかがでしょう。
そもそも
得って何だろう?
勝つってなんだろう?
と考え直すいいきっかけになるかもしれません。
最も評価の高いビジネス書といわれる『7つの習慣』(著:スティーブン・R・コヴィー)
の「第二の習慣」には、こう書かれてあります。
・……・……・……・……・…・……・…・
想像して欲しい。
あなたは今、葬儀会場にいる。
飾ってある写真はあなたのもの。
これはあなたの葬式なのだ。
葬式では、4人の人が弔辞を述べる。
1人は家族。
1人は友人。
1人は仕事の人。
1人はコミュニティー(自治会やサークル)の人。
ここで深く考えてみて欲しい。
集まってくれた人に、何と言って欲しい?
あなたの人生について、どう述べて欲しい?
どんな人格に見られたかったのか。
どんな貢献や業績を覚えていて欲しいのか。
残された人に、どんな影響を及ぼしたかったのか。
・……・……・……・……・…・……・…・
自分が本当に求めていることとは違ったことに懸命になっていたことに驚かれるかもしれません。
また、自分が本当に求めているものが何なのかも分かっていなかったことに気づかされるかもしれません。
その驚きから本当のスタートが始まることでしょう。