本。
ミステリー小説とホラー小説。
なかったら死ぬる。
白内障手術翌日にも、
ミステリー小説読んでたのに。
…と言うわけで、
今、若い子に大人気作家さんの
あの小説をご紹介。
『変な家２〜11の間取り図〜』
読みました。
出典：https://www.amazon.co.jp/dp/B0CP5R1RQM
11個の間取りがございます。
個々に見て行けば、
「そういわれれば変ですな」
なのに、
これが結実して行ってですな！
サブイボがでる、
間取りミステリ。
個人的には、
前作よりこちらの方が断然面白かった。
けったいな間取りでおますなァ。
その無駄空間は何ですねんやろ。
なんでそんな間取りにしはったんですやろ。
そこに意味はあるんかい？
ありましたんや！
その裏に隠された、
あるカルト教団と住宅建設会社との関連性。
謎を解明していくたびに、
最初に考えついたことと違う側面が見えてくる。
「うわぁ」
サブイボンヌ！
こんな間取りは嫌だ。
そしてちりばめられた伏線が、
カチカチとハマっていく快感！
こういう系統の小説って大概が頁を戻って
「そんなんどこに書いたったよ
」
となるのが多いのに、
都度都度その文章や間取りを出してくださる親切設計。
ウヌゥ！
ボケ老人にも読んでもらおうと、
読者層を広げるための手法か！
安心いたせ、
ボケ老人（＝アタイ）でもすらすら読めますぞよ。
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!
別に「ボケ老人もターゲットゥンにしたろ」作戦じゃなく、
もしかして、
今時の子は、
ボケ老人並みに認知度が低…、
まさかそんな。
サブイボンヌー！
マジで面白いので読んでみて。
この厚さでこの内容で1500円（紙の本は税抜き価格）は安いと思う。
スカスカっぽく見えて密度は濃いよ。
昨今の本の価格から言うてもお買い得。
クソボケ金返せミステリが2000円とかする時代ですよってに。
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