我が家一の天然くん、コザクラインコのチョロくんが旅立ちました。

 

 

前日まで元気に食べて遊んでいたのに・・・

翌朝、冷たくなっていました。

令和2年11月14日、15歳でした。

 

 

チョロは、15年前、店じまい間際のペットショップのオーナーに、

半ば強引に押し付けられた子でした。

 

「カゴも付けるから連れて帰って!」と。

しかも、

「この子、雛の時に死にかけて強制給餌したから、

人間を怖がって慣れていません。」と。

おまけに、

「一度死にかけたから、あまり体は強くないかも。」と。

 

この子の先が思いやられて、

不憫で連れて帰ってしまったのです。

 

なのに、

我が家の鳥たちの中で一番長生きしてくれました。(現時点で)

チョロは性格が天然というか無神経というか鈍感というか、

ストレスフリーな子だったから長生きしたのかも。

 

 

昨年11月に旅立ったココさまとはペアでした。(手前がチョロ)

 

 

 

コザクラインコは、ラブバードと言われるとおり、

つがいの絆や愛情が深い。

だから、相方に先立たれると後を追うように弱っていくと・・・

 

最愛の妻であるココさまが旅立った時、

チョロは数日間、ココを探して呼び鳴きしていました。

 

一羽になって間もなくの頃、やはり寂しそう。

 

次第に諦めがついたようで、一羽でも元気そうにはしていましたが、

寒くなってくる時期だし、チョロはこの冬は越せないかもと心配でした。

その心配をよそに、その後、一年も生きてくれました。

 

今年(令和2年)になって2月頃のチョロくん。

人参を嘴いっぱいに頬張って可愛い。

 

とはいえ、老鳥だし、

この冬は昨年以上に気をつけてやらねば・・・と

思っていた矢先の事でした。

 

 

チョロは、我が家に来た当時、

先輩で年上のココさまに足を軽く噛まれて「ピイピイ」鳴いてました。

当時ココさまは私にベッタリだったので、

「私がここの主よ。分かってる?」

とチョロに言い聞かせていたのでしょうか。

 

我が家に来たばかりの時の幼いチョロ

 

やがてチョロは、凛々しいイケメンに成長し、ココとチョロは仲良しに。

(飼い主はココにアッサリ捨てられました)

 

 

いつも仲良しで二人だけの世界に浸っていた二羽。(右がチョロ)

 

 

ひょっとしてココさまが、

 

「もう!ずっと虹の橋のふもとで待ってるのに、まだ来ないつもり??」

 

と、チョロを呼びに来たのでしょうか。

 

「死」という別れは辛く寂しく悲しいけれど、

肉体が滅ぶだけだよね。

 

 

天国で、二羽は再び一緒に遊んでいるかな。

 

 

でも、寂しいな。

 

ちょろちょろ元気に床を走り回っていた(飛べよ(--;))姿がもうない。

 

大好きなブランコでゆらゆら楽しそうに、ご機嫌にさえずっていた姿も。

 

 

 

 

涙出るよ・・・

 

 

可愛い姿を見せてくれてありがとう。

天然な性格に、たくさん笑わせてもらった。

幸せな時間を15年も。

 

 

チョロくん、

本当にありがとう!!