身体を動かしているとき、
自分がイメージしていることと
実際の自分の姿が全然違う
ってこと、ありませんか。
ありがちなのが、
子どもの運動会の
保護者のリレーなんかで
お父さんが昔の自分と
現在の自分との違いを理解していなくて、
足がもつれて
アキレス腱を切っちゃうとか
ここ健康バレエのスタジオでも、
「右の足の指をグーパーしてみましょう」
で気が付くと
無意識に反対の左側の指も
ピクピク動いてたりするとか
大きいのからかわいいのまで
自分の頭で思っているのと
実際やってることが
ちょっと違うぞってこと、
多々あると思うんです。
練習やトレーニングは、
自分が持っているイメージと
現実の動きの「差」を
埋める作業です。
ちなみに、イメージと実際の「差」を
差分と言います。
(体軸理論用語)
もう一方で、
バレエのレッスンで先生から言われる言葉に
「もっと遠くへ」
「爪先外!膝外!」
「もっと引き上げて!」
などがあるのですが、
結局、言われたことはやっているつもり。
どこをどう動かせば
そうなるのかも分からないし、
で結局いつも同じ指摘を受ける…
なんてこともあります。
そういうことも踏まえて
健康バレエのレッスンでは、
まず、なぜその動きをするのかという必要性や
どこの筋肉を使って
どう動かすといいのか、
はじめにイラストなどで説明して、
実際に自分の身体を触って、
または私が触ってあげて、
頭で理解してもらってから
動きに入ってもらっています。
ここでも説明していますが、
例えば、バレエで必要な
脚を股関節から外回しにして使う
「ターンアウト」について。
まずは股関節の位置や動かし方を
イラストを見てもらって説明します。
こうやって、絵などを見てもらうことによって、
脳味噌の中で、
「自分の骨盤はこうなっていて、
ここに股関節があって、
こういう風な動きをするんだ。」
と理解できます。
で、動かすべき筋肉
使うべき筋肉も
こうやって図などで見てもらいます。
それが触れる筋肉なら、
触ってもらって、
触りながら動かしたりもしてもらいます。
理解できたら、
実際に動かしてみます。
秘密兵器なんかを使ってね
すると、割とスムーズに
動かすことが出来たりするのです
身体をうまく動かすためには、
目を使い(イラストなど)
耳を使い(言葉での説明)
感覚を使い(触る、動かす)
時には読み書きも使って、
色んな方法で
脳と身体がリンクできるように
レッスンでお伝えしています。
関連記事