腎臓病シリーズ12

今回の腎臓病シリーズでは、腎臓が悪くなってきてしまった時の検査方法です。 
血液検査はされてる方が殆どでしょうが、エコーやCTでの検査も重要です。

腎臓病の病態と検査



血液検査
血液中の成分を調べることで腎臓の働きをチェックでき、腎臓の病気を早期に発見することができます。腎臓の働きに関連する検査項目としては、血清クレアチニン(クレアチニン:Cr)、血中尿素窒素(BUN)、ナトリウムやカリウムといった電解質があります。
このうち、腎臓の働きの低下を判断するのに適した代表的な検査項目はクレアチニンとBUNです。中でもクレアチニンは腎の働きをチェックするのに適しています。
クレアチニンは筋肉に含まれるタンパク質の老廃物で、血液中のクレアチニンは腎臓でろ過されて尿として排泄されますので、正常な状態では血液中のクレアチニンは一定量に保たれています。
ところが腎臓の働きが低下すると、血液からクレアチニンを除去することができずに血液中のクレアチニン量は増えてしまいます。
慢性腎臓病(CKD)や多発性嚢胞腎(PKD)のような腎臓の働きが低下する病気では、血清クレアチニン値の上昇が認められます。
BUNは血液中にある尿素に含まれる窒素量です。体内のタンパク質が分解されるとアンモニアに変化し、最終的に肝臓で尿素に変わったあと腎臓から尿中に排泄されます。
クレアチニン同様、腎臓の働きが低下していると尿素を除去することができず、血中のBUN量は増えることになります。
ただし、血中のBUNはタンパク質の取り過ぎでも増えることがあるため、クレアチニンほど正確ではありません。

画像検査
画像検査は腎臓の大きさや形、合併症の有無を確認するために行われます。
超音波検査は人間の耳には聴こえない音波(超音波)を身体にあて、反射してきた超音波を画像化して身体の内部の様子を調べます。腎臓や肝臓ののう胞の有無、腎臓の大きさ、腎結石の有無などがわかります。
CT検査は放射線を用いて連続的に人体を撮影し、コンピュータで処理して画像化します。5〜10mmの間隔で人体を輪切りにした断面画像が得られます。
腎臓の全体像を把握できるほか、腎臓の大きさがわかります。また、超音波検査よりも小さいサイズののう胞を検出することが可能です。
そのほか、MRI検査と呼ばれる強力な磁石の力を利用する画像検査ものう胞腎の診断に用いられます。
CT検査と同様に人体を輪切りにした画像が得られます。磁気を利用するため、心臓ペースメーカーや体内に金属が埋め込まれている場合は検査を受けることができません。
また、検査に30分くらいの時間を要するほか、検査中に大きな音がします。
MRI検査では腎臓の全体像、腎臓の大きさを測定することができます。ADPKD(常染色体優性多発性嚢胞腎)の検査としてはCT検査と同様に優れた検査です。直径2mm程度ののう胞も検出することができます。

血液検査だけで無く、画像でも状態把握が出来るとより安心ですね。


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