娘は何度か引っ越しを繰り返し、シェアハウスに住んでいた。
ところが、コロナである。
コロナのおかげで、借家人が減り、閉鎖が決まったのである。
当然、引っ越しも決まった。
正直に言おう。
「勝手にやったら」
「何か言った?」と妻。
「いやあ、わし、ちょっと寝ぼけてのう」
とごまかした。
「引っ越し手伝うんでしょう」
ちがう、と言いかけて、口をつぐんだ。
手伝いじゃない、当事者になっているじゃないか、
と言いたいところだが、
「へい」、とうなだれるオレ。
ということで、再び、と車で東京に行くことになった。
「冷蔵庫と洗濯機を持ってきてね」と娘。
シーズン1で、仙台に、冷蔵庫と洗濯機を持ち帰っていた。
それを持ってこい、ということだ。
「わかった、持っていくよ」、と軽く返事をした。
だが、このひと言が悲劇を招くことになったのである。
その悲劇とは、
第2話に続く
それでは、また。
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