夫婦円満カウンセリング、公認心理師の山口てるよしです。

「不倫」は夫婦関係に決定的なダメージを与えます。

それがわかっているのに、どうしてしてしまうのでしょうか?

 

 

 

 

それは子どもの頃に受けた傷が大きく影響しているかもしれません。

幼いころはだれしも自分の身の安全を守り、幸せになろうと精一杯努力したはずです。



でも親との関わりで


愛されているという実感を持てなかったり
自分らしさを出せなかったりすると


恋愛関係に支障が出る可能性が高まります。




例えば
幼少期に親から暴力を受け、怖さ、不信感、屈辱感をおぼえると

人を愛することにリスクを感じるようになってしまいます。




すると


パートナーと親密になることを避け
距離をおきたくなり

不倫に走ってしまうことがあります。


不倫相手がいることで
自分をいつか見捨てるように感じるパートナーを
頼る必要がなく安心できるからです。




また

子どものころ自分の意志を尊重してもらえないと


自分は大切な人間だ
自分は生きてる価値がある
自分は必要な人間だ

と思えないため

コンプレックスが強くなったり
自信が無かったり
責任を持てなかったりします。




すると


人の言いなり
自己主張ができず
一人では生きていけない

と思い込みがちです。



そのため

パートナーの前で本音を話せず
ストレスのはけ口を

不倫相手に求めてしまいます。




また

親が批判的で
ほめたり、励ましてくれることが少なく
自分の価値を認めてもらえない
子どもが



大人になると

他者からの批判や侮辱に敏感で
自己評価が低く
「自分は出来が悪い」
と思い込んでいることがあります。


自分で自分をコントロールできず
相手にひかれたというよりも
自分の自尊心を守るため

不倫をするということもあります。



いずれの場合も
自分自身の内面を掘り下げることが不可欠です。


そのために専門家のサポートが必要になります。