夫婦円満カウンセリング、公認心理師の山口てるよしです。


昨日ある人と話をしていたら浮気をするのはどんなタイプか?
という話題になりました。

その人の意見は「動物占いがペガサスの人」に多いというもの。

「ペガサスの人って?」
ピンとこないのでわたしなりに想像しました。

それはこんなイメージです。

(ここからは動物占いのペガサスのことではありません)

仕事ができて周囲からは有能だと思われている
仲良くなってもなかなか心を開けない
パートナーには承認を求める
パートナーに求めればいいはずの愛情をパートナー以外で満たそうとする
でも満たされることはない

甘え下手で寂しがり屋

ただこんなタイプがパートナーだとお互い傷つきます。
そんなカップル、ご夫婦をいくつも見てきました。



でもなぜ承認は求められるのに
愛情は求められないのでしょうか。



それは愛情を求めることは
怖いことだと勘違いしているから。


きっと両親から
自分の存在そのものを認めてもらう経験が少なく
何かできたときだけ
認めてもらえたのでしょうね。


だから何かができれば
自分に価値があると思うんです。


そのときなら認めてほしいと
リクエストできるわけです。


一方、愛情って
その人の存在そのものに対するものです。

何もできていないときの
自分に価値がないと思っていれば
愛情を求めたら
拒絶されるかもという恐怖がつきまといます。

子どもの頃、親に甘えようとして
受け入れてもらえなかった体験で
深く傷ついているかもしれません。

人間の脳は
心の痛みと体の痛みを区別せず
同じように反応します。

一番愛情が欲しい相手から断られたら
どれほど心が痛いかをを想像すると
怖くて求めることをやめてしまいたくなります。

そして痛みを避けるような
行動を選ぶんです。

拒絶されても
自分が傷つかない気軽な相手
愛情を求めて
心を満たそうとします。


ただそれを続けている限り
一番欲しい人からの愛情を受け取ることはできません。

大切なパートナーを傷つけることにもなります。

でも自分が傷つかないように
心を守ってきたやり方は
簡単に変えることができません。

いくらノウハウを学んでも
心がブレーキをかけてしまうから。

少しずつ慣れていって
体で覚えていくことが大切です。

それは
自転車に乗れるようになることや
自動車の運転ができるようになることに
似ています。

そして適切なサポートがあれば
変えていくことができます。

どんなサポートかはこちらをご覧ください。