空手の道場入口に下駄箱があり、土足禁止と張り紙がしてある。
しかし、そこで我が子の靴は脱がしても、保護者はまず靴を脱がない。
空手をしないから脱がなくて良いという認識なのかと思う。

先生は注意しない。
私は嫌われて構わんし、別に保護者の母親と友達になりたいとも思わないから、以前は「見学席も道場なので靴はダメですよ」と注意していた。
それで靴を脱ぐ人もいるし、「だから?」みたいな顔をして次の週も、また次の週も絶対に脱がない保護者もいる。

土足の意味がわからんのだろうか…
家の中で靴を履いている文化の人にしてみれば、土足は足の一部であって、寝るとき以外は脱がないから、脱ぐことに違和感があるのかも…と、この数年考えてきた。
ルールはルール。
しかし、イギリス人の中には 、ルールを完全に無視できる人が少なくなく、その代表的なものが私の身近で言うなら小学校の送り迎えの駐車である。
指定駐車場があっても、あえてそこではない場所に、何千回言われても駐車し、駐車されたら激怒する。
何人もいるからタチが悪い。
立派な高級車に乗り、注意されたら怒る。
で、また明日もやる。

空手の場合、私はやはり先生が言うべきだと思う。
昨日も泥まみれのスニーカーで見学席に来て、連れてきていた小さな子をレッスンが始まるまで道場で靴のまま走らせていた母親を私は注意した。
子のスニーカーは脱がせたが、母親は脱がなかった。
ああ…日本で空手をさせたかった…
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