夫の空手仲間であり、物凄く腕の良い真面目過ぎる仕事をしてくれるタイル職人さんがいる。
昨日はその方が娘さんを連れてうちに来た。

うちの2階のシャワー室のタイルをやってもらった時は裏口から出入りされていたから知らなかったようであるが、うちのリビングにあるなんちゃって仏壇を見て「あれ…仏教徒?」と言った。

夫が「奥さん日本人やから、仏教徒…でもないんやけど、亡くなった家族に挨拶したり話からけたりする場やねんて…」と説明していた。
美味しいもの、好物だったものを作ったり買ったりしたら、まずそこに供え、いつも守ってくれて有り難うと言う。
そういう信仰…と夫が言った。

その方が「僕は仏教のお寺で育ったから仏教徒やねん。だからミドルネームはお釈迦様から頂いた名前で…」といい、娘さんのミドルネームもお釈迦様の名前だと言った。
ミドルネームからして、間違いなく日本仏教ではなかったが、チベットとかあっちじゃないかなと想像。

9歳の時に寺を出てカーライルに越してきて空手を始め、今も同じ先生から空手指導を受けている。
娘、息子さんのミドルネームは仏教にちなんでいるが、子供は仏教徒ではないと言っていた。
うちは私が先祖に感謝するという、説明しがたい信仰であるが、子供は英国キリスト教に準ずる学校に行き、キリスト教を学びはしたが、時々は仏壇を掃除させたり挨拶させたりして、守ってくれているという感謝は理解している。

帰り際「非常に興味深い話でした」と言い帰って行った。
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