イージー・ゴーイング 山川健一 -144ページ目

今夜きっと、にゃんちゃんがあなたの部屋に踊りにいくよ。

 これまで、本編、ご愛読ありがとうございました。
 『イージー・ゴーイング』は『飛べないあなたに羽根をつける方法』とともに、今週の金曜日、29日に全国発売されます。いやあ、とうとうって感じだよね。当日は、ぼくもスタッフといっしょに名古屋・大阪方面の書店に挨拶回りに行くことになってるんだよね。都内の書店も、2組(男組・女組)に分けて回ろうって話をしてるんだが。
 というわけで、このブログで連載してきた『イージー・ゴーイング』の本編のつづきは、本でお読みください。
 ちなみに、アマゾンで予約が開始されました。

 『イージー・ゴーイング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902843005/qid%3D1098665745/249-8739100-2925134
 『飛べないあなたに羽根をつける方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902843013/qid%3D1098665799/249-8739100-2925134

 ぼくが、こがけいこさんの『飛べないあなたに羽根をつける方法』をアメーバブックスの第1弾に選んだのは、色彩というものが癒しにとっていかに大切かということをオーラ体験をくぐり抜ける過程で実感したからなんだけど、これについては近いうちにちゃんと書こうと思ってます。一応、お洒落っていうか、女の子の洋服の色をどう選べばいいかってコンセプトになってるんだが、ベーシックな色彩論でもあるので、ロック・キッズの君も読んでみてね。
 
 ブログでの連載は、意図したわけじゃないんだが、「あなたのテーマソング、ぼくの『にゃんちゃん』」の直前で終わってしまったけど(ほんと、偶然なんだよね)、にゃんちゃんの秘密は、本で読んでね。
 
 ……にゃんちゃんでよければ、あなたの部屋にお使いに出してもいいけどね。
 ほら、今夜きっと、にゃんちゃんがあなたの部屋に踊りにいくよ。
 可愛いがってやってね。(本文より)

 
 ところでさ、来週から「本編」はどうすりゃいいんだ?
 なーんにも考えてないんだよな。そもそも、『イージー・ゴーイング』の次の本、どうしようかなあ。アイディアあったら教えておくれ。
 
PS オフ会の件はさ、まだ人数がまったく読めないんで、ちょっと待ってね。来られる人はメールで御一報を。この書き込みのBGMは、ミック・ジャガーの"Old Habits Die Hard"でした。ミックとカーリー・サイモンの"デュエットYou're So Vain"とかさ、ストーンズとビートルズがいっしょにプレイしてる"Drift Away"とか、キースの"Cocaine"、"The Harder They Come"なんてレアなトラックを集めたプレイリスト作って、ずーっと聴いてる。うーん、ハッピーだよ。 
 

Rolling Stonesがレコーディングを開始。

 ミック・ジャガーは"Alfie"という60年代の映画のサウンドラックのために、"Old Habits Die Hard" "Blind Leading the Blind" "Let's Make It Up"など15曲を提供した。この映画は、マイケル・ケインが次々と女性をかえていく色事師アルフィーを演じた66年公開の映画『アルフィー』のリメイクだ。
 今回のミックの相棒はユーリズミックスのデイヴ・スチュワートね。
 http://www.mickjagger.com/
 ↓ここでシェリル・クロウとデュエットする"Old Habits Die Hard"をフルで聴けるよ。
 http://www.alfiesoundtrack.com/
 古い習慣なんて死んでしまうのさ、という意味かな?
 15曲というと、ソロアルバムをリリースできるボリュームだけど、こいつはオリジナル・サウンドトラックとしてリリースされる。収録されるのは全14曲で、そのうち6曲はミック・ジャガーによるヴォーカル・ナンバーで、うち2曲は若き天才R&Bシンガー、ジョス・ストーンとのデュエット曲。ただリリースはUKだけみたいだね。
 http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7483
 
 ミックは先月からこの映画だけではなく、ストーンズの曲作りも開始、11月にはストーンズのレコーディングをスタートすると言っている。
 http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/nm/20041002/music_nm/music_jagger_dc_2
 ミックはこんなふうに言っている。
"I've been writing new songs for the Rolling Stones' next album. We just started, and it will be out sometime next year. We'll start recording in November"
 ついに、って感じだ。そして、ミックはこんなふうにつづけている。
"It should be good. I've been writing the last month for that, and I'm quite excited by what I've got so far."
 これをヤマケン流に翻訳すると、こうなる。
「絶対にいい出来になるよ。先月から書いてるんだけど、俺はこんなにも遠くまで来たってことに興奮しっぱなしなのさ」」

 それから、偶然なんだけど『イージー・ゴーイング』のオフ会をやる11月3日に、ストーンズはライヴアルバム"Live Licks"をリリース。アメリカ盤だけがノンCCCDなので、買おうと思ってる人は気をつけてね。2枚組なんだけど、2枚めの曲目がすごくいい。
 詳細は、ぼくがI'M HEREでやってるRolling Stones BBSを見てください。
 http://www.imhere.tv/rsbbs.html
 オフ会でさ、みんなで聴いたら楽しいだろうな。"Live Licks"の2枚目だけじゃなくて、ぼくが『イージー・ゴーイング』のなかで紹介したエアロやフェイセズやロッドのナンバーなんかもね。

川井まりえさんの小説は面白いよ。

 川井まりえさんは、かつて「文学メルマ!」に「ガールズ・ラン」という小説を寄稿してくれた若い女性なんだよね。9月にメールをくれて、「制服は脱ぐためにある」というブログを始めた、と知らせてくれました。「にゃんちゃん」ポストカードの件などで、このブログにコメントを寄せてくれたりもしてるんだけど。
「・・・聞いていただけますか? 私のブログには、プロフィールと小説があります。実名で。これは、自分に対しての枷であり、もう、迷ったり、逃げたりしたくないという思いからきています。」
 メールには、そうあった。メールを読んで、ぼくは感動しちゃってね。
 彼女は今、「制服は脱ぐためにある」で、こつこつ連載小説を書いてます。
 http://mariekawai.ameblo.jp/
 青春の一瞬のキラメキを描いた、いい小説だ。
 読者はまだそんなに多くないと思うんだけど、彼女は書きつづけてる。
 みんな、深夜にぽっかり時間ができた時とかに、読みにいってあげてよ。気に入ったら、一言でいいから、感想を書いてあげてください。
 ブログ文学ってものが、誕生しつつあるんだね。
 まりえさん、ぼくもちゃんと読んでるからね!
 

オフ会をやろう!

 「イージー・ゴーイング」「飛べないあなたに羽根をつける方法」発売を記念して、ぼくとこがけいこ氏による合同サイン会を行います……という話はもう書いたよね。で、新刊の本を出すと、だいたいスタッフだけで打ち上げをやるんだよね。昨夜、会社で打ち上げはどうしようかということになり、「ブログで読者の人達にも手伝ってもらったんだから、みんなでいっしょにやれるといいよね」というアイディアをぼくが思いついたんだよね。「じゃあ、サイン会の後やりましょう」ということになりました。
 場所は未定だけど、銀座界隈で、人数が読めてきてから探そうと思います。ま、オフ会だよ、オフ会。サイン会だけだと、ゆっくり話すチャンスがないからさ。
 そうそう、サイン会にいらして下さった方には、例の「にゃんちゃん」のポストカードをプレゼントします。編集ダイアリーに詳細をアップしましたので、ご覧になってください。
 http://amebabooks.ameblo.jp/
 
 それから、株式会社アメーバブックスでは、新しいスタッフを募集することになりました。これも、詳細を編集ダイアリーにアップしてあります。興味のある人は、見てみてね。
 
 オフ会のアイディアとかあったら、コメント欄に書き込んでください。楽しみだねえ!

嵐の夜、ポトフ成功!

 昨夜は、すごい嵐だったね。そんな嵐の夜、ついに「イージー・ゴーイング」と「飛べないあなたに羽根をつける方法」の見本ができたよ。見本というのは、10冊だけ手で製本するもので、でも完成品と変わらない本です。カバーだけではなくて、中身もちゃんとある本ね。
 10冊ずつの見本を前に、自然に拍手が起こりました。
 出版社といっても、これまでは1冊も本がなかったわけで、「これでアメーバブックスは出版社だ」と言えるようになった気がする。まだ2冊だけだけどね。
 その時、外は激しい嵐。ぼくには「僕らは嵐のなかで生まれた」という長編があるんだが、アメーバブックスの最初の本も嵐のなかで生まれた。印刷所の方が、深夜12時とかに社にいらっしゃると連絡を下さったんだけど、嵐なんで明日にしましょうとお断りし、女性スタッフ2人をミニで送っていった。ワイパーがきかないぐらいの雨だった。コグレは無事に帰れたのかな? 
 帰宅してから小学館の「本の窓」に頼まれていた5枚のエッセイを書き終えるともう朝で、それからポトフ作りにとりかかった。みなさんに教えてもらった通りに作ったら、うまくいったよ。ありがとう! ハーブは、ローリエを使いました。ジャガイモとかニンジンが少しばかり歪な気もするが、味は最高。ポトフとブドウパンと焼酎で、1人で「イージー・ゴーイング」の完成をお祝いした。
 ポトフってのは、あれにカレー粉を入れればカレーになり、シチューの素を入れればシチューになるんだよね? ま、料理のベースみたいなものなんだね。
 次は、パスタに挑戦してみるかな。

11月 3日 (水)、銀座福家書店でサイン会

お知らせです。
11月 3日 (水)、16:30~17:30 銀座福家書店で「イージー・ゴーイング」のサイン会をやることになりました。「飛べないあなたに羽根をつける方法」のこがけいこ氏もいっしょの、合同サイン会です。みなさん、是非ともいらっしゃってください。

それから三省堂有楽町店では、発売日に店の外でワゴン売りをしてくれるそうです。紀伊國屋新宿本店とか梅田本店では、なんと、250冊ずつ山積みにしてくれるとのこと。

11月は、忙しくなりそうだよ。みんなも、スケジュール、空けておいてね!

今までの人生の中で良かった時、悪かった時の自分を研究しよう 03

 時々、いい時と悪い時、両方の自分を思い出し、ちょっと意識してみることは大切だと思うよ。
 そんな具合に、余裕のある、ニュートラルな、つまりぼくの夢に登場した中田英寿選手がいうような「頑固さ」のない状態をキープしよう。
 最近見た夢は、千葉すずさんの夢だ。これは素敵な夢でね。
 アテネオリンピックで日本の競泳陣が大活躍した後、ぼくはプールに泳ぎに行くんだよね。プールサイドにスイミングスーツに身を包んだ美人がいるんだが、よく見ると千葉すずさんだった。もちろん現実生活では面識はないんだが、そこは夢だから。
 千葉すずさんはみんなもよく知ってると思うけど、アトランタ五輪の時に「楽しまなければ実力を出しきれない」「五輪を楽しみたい」と発言して、当時すでに七十歳を越えてた古橋広之進会長など頭の古い水連関係者に叩かれ、揚げ句の果てに実力は十分なのに難グセつけられてシドニー五輪の代表から外されちゃった人です。しかも水連は、その不合理な決定の理由さえ説明しなかった。ふざけんなよ水連、俺たちの税金で運営してるんだろう、とぼくは思ったけどね。
 ご無沙汰してますとか何とか言いながら、そうだ、彼女のご主人の山本貴司選手がアテネオリンピック競泳男子200メートルバタフライで銀メダルとったんだよな、と思い出した。
 ぼくは「おめでとうございます」と言ってから、こんなふうにつづけたんだよね。
「でも、今回日本の競泳陣がこれだけの結果を出せたのは、千葉さんが先駆者として日本の競泳シーンに風穴を空けたたからですよ」
 すると、千葉すずさんがこう言うんだ。
「日本記録を更新したりメダルをとったりすることより、大切なことがあるんですよ」
「それって、なんですか?」と、ぼく。
「私が私らしくあることです」
 彼女は微笑み、軽く会釈すると向こうに歩き去って行く。その凛々しい水着の後ろ姿に、はっきり言ってぼくは見とれたね。
 ま、残念ながら夢のなかの出来事だけどさ。
 自分が自分らしくあること。
 これほどの栄光は、やっぱりほかにないんだね。
※Illustration / 竹兎ユキヤ
http://www.dear.ne.jp/~mikazuki/

料理ができない、という話。

 3カ月ガスを使用していないので、供給を止めてもいいか、という通知が郵便ポストに入っていた。復旧するには電話すればよく、それまでの間は基本料金も請求しない、と書かれている。
 わあ、たいへんだあ! と思ってヤカンをかけてお湯を沸かした。
 しかし、3カ月の間に何度かお湯は沸かしたんだがな。それぐらいじゃカウントされないのかね?
 うちのマンションは、風呂のお湯とか洗面所のお湯は、ガスではなく何とかシステムといって電気で動く湯沸かし器を使う。コーヒーはコーヒーメーカーで、これも電気。もちろん毎日風呂に入りコーヒーは飲むわけだが、ガスは使わない。
 で、料理……というほどでもないが、たまに自分で作る食事はレトルト食品を温めるだけなので電子レンジしか使わない。考えてみれば、そんなわけでガスはお茶を飲む時にしか使わないんだよね。
 でも、ガス止められるのはなんかショックだ。ガスの使えないマンションって、なんか孤島みたいで。これからは毎日、ヤカンで湯を沸かすことにしよう。
 毎日の飯? 外食だよ、外食。
 料理ができればねえ。ポークソテーを作るのはうまいんだが、それしか作れない。なんか覚えようかな。
 誰にでもできる簡単な料理があったら、誰か教えてくれない?
 ……今日はくだらない話で、ごめん。

体温、希望、時代との握手、深夜の友情。

 藤原千尋さん、トラックバックどうもありがとう。
 人間の縁というものは不思議なもので、以前、千尋さんにぼくの本の編集をしてもらったことがあったけれど、今度はぼくが千尋さんの本の編集をしてるんだもんな。長いつき合いになるけどさ、考えてみれば不思議だよ。『ちょこボラ!しよう』、まだ前半しか読んでないんだが、千尋さんらしい温かい原稿だよね。ビシバシに赤入れするつもりだったんだが、たいしたチェックはしなくてすみそうだね。ぼくの『イージー・ゴーイング』と、こがけいこさんの『飛べないあなたに羽根をつける方法』、千尋さんの『ちょこボラ!しよう』と片岡義男さんの小説の4冊が、第1期アメーバブックスのイメージを決定することになるんで、期待してます。
 ぼくは藤原千尋という人の思想が、好きだよ。
 http://choco-v.ameblo.jp/
 
 昨日、「ヤフーBBマガジン」の取材を受けたました。blogやアメーバブックスのことを話したんだが、話しているうちに、アメーバブックスって会社というよりはバンドみたいだな、と思った。単行本は原価計算なんかできない、という話をしてたんだよね。印刷費とか装幀費とか著者の印税とか、プロモ費用とか、そういうものは計算できる。でも、編集者が1冊の本にかける情熱はコスト計算なんかできないからさ。
 体温、希望、時代との握手、未来、愛、深夜の友情。そういうイメージを、ぼくはアメーバブックスに感じている。
 今、みんなが、必死に動いてくれてる。アメーバブックスはスタジオミュージシャンの集まりではなくて、バンドみたいだ。この小さな出版社は、手前味噌だが、ぼくの誇りだよ。何年か経って振り返ったら「あの頃はメチャクチャだったけど、楽しかったよな」と思えるかもしれないね。

今までの人生の中で良かった時、悪かった時の自分を研究しよう 02

 たとえばロッド・スチュワートの"Never A Dull Moment"を聴くとね、ぼくはいろいろなことを思い出す。自分にとって大切な、じつにさまざまなことを、リアルな感覚として思い出すことができるんだ。そういう音楽は、誰にでもあるはずだ。
 ぼくらは子供の頃から学校で勉強させられているから、誰にでもおかしな思い込みがあるんだよね。
 それは、昨日の自分より今日の自分のほうが優れている、という思い込みだ。
 でも、必ずしもそうではないということを知るべきだ。
 スポーツの選手なんかは、そういうことを体で理解しているのだろう。
 昨日はきっちり決まったはずのループシュートが、今日は浮いてしまって枠を外してしまう。なぜだろう? どこを修正すればいいのだろう? きっと、彼らは謙虚にそういうことを考え続けているんだよ。
 昨日、おかしな夢を見た。
 サッカーの中田英寿選手と、外国のバーで二人で飲んでるんだよね。いや、ぼくは彼のファンだけどまったく面識はないので、これは完全に夢のなかの話だよ。
 ぼくの夢は中田英寿選手ばかりではなく、トッティやカッサーノ、ミック・ジャガーや聖人キース・リチャーズ、マリリン・モンローからフェイ・ダナウェイまで登場する豪華絢爛たるものなんだよ。
 イチロー選手とニューヨークのレストランで食事して、
「今度は東京でご飯食べましょう」って言われたこともあった。
「じゃあ、予約入れておくよ」
 そう答えて、どこのレストランにしようかな、と真剣に考えながら目を覚ました。 
 相手は変わっても、二人で会っているというパターンが多いかな。
 聖人キース・リチャーズに、
「おまえ、この曲のキー、なんだったか覚えてるか?」って聞かれたこともあったし。
 ついでに、ミック・ジャガーの夢は、もっと笑える。
 ミックが密かに来日して、オークラかどこかのバーで会うんだよ。すると、ペイズリー柄のジャケットを着たミックが言うんだ。ペイズリー柄のジャケットというのは、ぼくが実際にミックにインタビューした時に着てたジャケットなんだけど。
「じつは年内にストーンズを解散することにしたんだ。皆の動揺を最小限におさえなければならないだろう? で、日本での発表をどうすればいいか、君に相談したいと思ってね」
 ぼくは身を乗り出して、ミックに言う。
「動揺を最小限におさえるですって? そんなの無理だ!」
 中田英寿選手の夢の話に戻るけれど、
「この頃、調子よくないじゃん。どうしたの?」とぼくが彼に聞く。
 その時の彼の答が面白いんだよね。
「ぼくは頑固なんで、その頑固さがプレーの邪魔をすることがあるんだよね。ゲームの時にはもっとニュートラルな心の状態を保つようにしようと思ってるんだけど」
 ああ、なるほどな、と納得したところで目が覚めた。
 中田英寿選手のような天才でも、スランプみたいなことになった時は、調子が良かった頃の自分のビデオを見たり、一日の過ごし方を思い出したりしながら、少しずつ新しいテクニックを身につけていくのだろう。二歩後退し、でも三歩前に進む、みたいなことの繰り返しなのだろう。
 スポーツをやらないぼくらにはわかりずらいことだけれど、きっと事情は同じはずだ。
 頑固さが、ぼくらの毎日の邪魔をすることがあるんだよ。
※Illustration / 竹兎ユキヤ
http://www.dear.ne.jp/~mikazuki/