「破裏拳ポリマー」を観てきました。
ストーリーは、
スーツを身に着けた者が最強の力を手に入れてしまうことが危惧され、開発が中止となってしまった特殊装甲スーツ「ポリマースーツ」。数年後、警視庁はポリマースーツの開発を再開するが、テスト版のスーツが何者かに盗まれ、犯罪に悪用されてしまう。スーツ奪還のため、手元に残る完全版ポリマースーツの使用を決めるが、スーツの起動に必要となるのが、最強拳法・破裏拳流の奥義を身につけた放浪のストリートファイター、鎧武士(よろいたけし)の声によるダイアローグコードだった。
というお話です。
警視庁と防衛省が共同開発していた特殊装甲スーツ「ポリマースーツ」。ある時、警察庁の意向で中止せざるを得なくなる。自衛隊の担当者との亀裂が問題だったらしいが、どちらも亡くなってしまった為、真相は解らない。ある時、そのポリマースーツの試作品が盗まれてしまう。悪用されたら大変な事になると、刑事部長の土岐田は、探偵の鎧武士を探し出し、捜査に協力してくれるように依頼する。
何故、鎧武士を呼んだのかというと、残っていた完成品のポリマースーツには声のコードが記憶されており、その声が鎧武士のものでないと使えないというものだったんです。鎧にスーツの使い方を教え、試作品の奪還に向かいます。
試作品のスーツは、銀行強盗グループの手助けをする為に使われており、強盗を警察と一緒に追っていくと、その先にスーツを来た男が現れます。やはり完成品のスーツよりも試作品の方が弱く、鎧が勝つのですが、スーツを取り返したと思ったら、直ぐにまた盗まれてしまい、再度、スーツを探しに動きます。
2人目のスーツを来た男を見つけると、今度は、鎧の古い友人であり、鎧が拳法を教えた男なので、力が五分五分となって、苦戦を強いられます。しかし、暫くすると、男が苦しみ出し、勝手に倒れて死んでしまいます。男は、薬物中毒だったらしく、誰かが仕組んで彼にスーツを着せさせたらしいことが判ってきます。
謎が解けつつある時、土岐田が部下の来間に呼び出され出かけるのですが、罠だったらしく、公園で殺されているのを発見されます。そして、来間までもが誘拐されてしまい・・・。後は、映画を観て下さいね。
これ、元のアニメを知っていると、もっと楽しめるのかしら。再放送を観ておけば良かったなぁ。格好だけは、何となく覚えているんですよ。マントも付いていたと思うよ。
戦隊モノっぽくて、面白いと言えば面白いのかも知れませんが、あまり私の好みの作品では無く、うーん、どうかなぁ~って感じでした。溝畑さんは好きなタイプなんですけどね。
キャストなのですが、もう、原さんが出てきた時点で、悪役が解っちゃいました。典型的なキャスティングだったので、今回は、最初から、誰が悪役で、誰が良い人で、きっとこんな事なんだろうなぁと思っていましたが、一点だけ、整形って言われた時は驚きました。こんな戦隊モノなんだから、変身しているってことで、ルパンみたいにベロってマスクを剥がせば良かったのに。ちょっと残念でした。
だけど、変にカッコつける作品だったり、キャスティングが合っていない作品だったりするよりも、ここまでベッタリと戦隊モノ的にやってくれちゃった方が良いと思います。楽しめましたよ。あ、戦隊モノじゃないか。だって一人なんだから。(笑)
私は、この映画、まぁ、お薦めしたいと思います。このアニメを知っている方は楽しめるだろうし、私のように知らなくても、ベタな事を恥ずかしがらずに目一杯やってくれるので、楽しめますよ。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
破裏拳ポリマー Blu-ray BOX (初回限定生産)
37,800円
Amazon |
(ANIMEX1200-199)オリジナル・ビデオ・アニメーション「新 破裏拳ポリマー」MUS...
1,296円
Amazon |