「ライフ」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現われる。
というお話です。
6人の宇宙飛行士が、国際宇宙ステーションに滞在している。そこには、火星で採取された未知の生命体の細胞が届けられており、宇宙ステーションで、隔離して調査をするというミッションが組まれていました。
6人はそれぞれのエキスパートであり、隔離を専門とするミランダ、医師のデビッド、生物学者のヒュー、ベテランのシステムエンジニアショウ、航宙エンジニアのローリー、司令官のキャットである。
未知の生命体をカーヴィンと呼び、シャーレに移して様子を見ていると、酸素や水素を取り入れる事により、眠りから覚めて成長し始めるようで、少しづつ目を覚まし、成長している様子でした。しかし、ある時、全く反応が無くなり、心配になったヒューが、カーヴィンに電気ショックを与えると、その痛さに怒ったようにヒューに襲い掛かります。
突然、カーヴィンはヒューの手に巻き付き、その手をスゴイ力で締め上げて、骨も肉も砕いてしまいます。ボロボロになった手からズルッと離れたカーヴィンは、隔離された部屋から外に出ようと、スプリンクラーの穴を狙い、船内に抜け出してしまいます。
活動し始めたカーヴィンは、自分の栄養となるモノを求めて動き出します。そんな中、ステーションも故障が発生してしまい、電気が消えたり、システムダウンしたりと、トラブルが連鎖的に起き始めます。
船外に出て修理が必要になった為、キャットが修理に宇宙に出て、戻ろうとすると、彼女にカーヴィンが向かって行き、彼女の宇宙服の冷却装置の水を求めます。キャットは自分の命と引き換えに、カーヴィンも宇宙に投げ出そうとしますが、キャットだけ宇宙に投げ出され、カーヴィンはステーションに戻って来てしまいます。
船内に戻ろうとするカーヴィンを警戒しながら、次の手を考えるミランダ、デビッド、ショウ、ローリーの4人でしたが・・・。後は、映画を観て下さいね。
この映画、怖かったなぁ。形は違うけど、「エイリアン」と比較するほど怖かったと思います。だってね、カーヴィンって、最初は、単細胞生物っぽくて、見た目は、プラナリアをヒトデ型にした感じなんですよ。柔らかくて、優しそうな動きなんです。それが、電気ショックだけで凶暴になるなんてっ!
あ、でも、プラナリアとは違いますよ。何処を切ってもプラナリアじゃなく、切れませんでした。プラナリアだと、沢山増えちゃうから大変だもんね。でも、もしかして沢山の養分を取り込んだから、単細胞っぽかったから、バンバン分裂するのかも知れません。
エイリアンさながら、一人、また一人と殺られて行くんですけど、結構、早めに良い人が殺されたりして、ちょっと驚きました。ええー、もう殺しちゃうんかいっ!ってツッコミを入れてしまいましたよ。
そんな事を考えながらも、この映画、怖かったです。なんだか、やっぱり閉鎖空間での戦いって、息苦しさがあって、怖さ倍増なんですよね。だって、外に逃げられないんですもん。それに、今回、カーヴィンくんが動き回るので、バンバン、空間を区切って、狭い空間に引き籠る状態が続いたりするんです。それ、イヤなのよねぇ。
と怖さばかりを書いていますが、ちゃんとストーリーも出来ていて、面白いです。ま、ちょっとエイリアンっぽい感はあるけどね。カーヴィンくんも、段々と成長すると、何となくエイリアンっぽくなっちゃうところが寂しかったな。何か、プラナリアっぽいままで、あのつぶらな目をクリッとしてくれていたら、もっと恐怖と可愛さとが入り混じって、独特な感じが出せたんだと思うけど、やっぱり怪獣映画っぽくなっちゃうのが残念でした。
キャストは、観ても解る通り、素晴らしいです。良い役者がそろっているので、怖がる顔は最高です。真田さんも、顔に疲労感が漂って、良かったですよ。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。エイリアンっぽいけど、許してくれる方、ぜひ観て下さい。プラナリア好きにもお薦めよ。結構、残酷な場面もあるので、そういうのがダメな人は辞めた方が良いかも。でも、グロくはありません。もうすぐ公開なので、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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