今年の5月は異常な暑さです。
30℃を超える日がしばしばです。
湿度が低いのが救いですね。
南禅寺界隈、
京都東インターからの通り道にあたるので度々通ってはいるのですがいつも通り過ぎるだけでした。
今まで気にはなっていたのですが、この辺りとてつもなく大きなお屋敷風の壁が幾つも並んでいるのです。
不明門(あけずのもん)
洛翠と言う名の施設にあります。
残念ながら入りかたが分かりませんでした。
流響院の入口付近
予約をすれば拝見できるとの事でしたが、
丁重にお断りされました。
やはり中は見れませんでした。
無鄰菴の裏壁
壁の向こうはどんな景色でしょうか?
ここは拝観できました。
早速中に入ります。
驚きのお庭です。
東山を背に清らかな流れが爽やかな庭園を演出しています。
流れはここが源、
琵琶湖疎水を引き込んでいるようです。
何処を切り取っても一枚の絵になるような
贅を尽くした美の世界です。
(写真がまずくてすみません。)
それもそのはず、時の元老山県有朋が自ら設計し造園家・小川治兵衛が作庭したものでした。
山県有朋の別荘、現在は京都市に寄贈されています。
お茶室
和風の庭園の横には洋館があります。
明治36年、日露戦争直前の外交方針を決める首脳会議がもたれた舞台でもあるとの事です。
塀の向こうは異次元の空間でした。
どうもありがとうございました。
今日も良き日でありますように。