アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうございます
羽生 結弦選手、ショートプログラムで
素晴らしい演技を披露したそうで、私も嬉しいです
実は私、羽生選手だけは応援してるし
絶対に金メダルをもう一度、獲得してほしいのです。
その理由は・・・羽生選手が「敗北が似合わない人」だから・・・
さて、敗北も栄光もヘッタクレもない
血みどろ殺伐系の傑作を観てきましたよ
An endless vengeance begins
悪女 AKUJO
悪女 AKUJO
原題:악녀
英語題:The Villainess
(2017年、韓国映画、124分、R15+)
監督・脚本:チョン・ビョンギル
脚本:チョン・ビョンシク
助監督:チェ・ウンジョン
撮影:パク・チョンフン
照明:パク・チョンフン
音楽:ク・ジャウォン
武術:クォン・グィドク、ソン・ミンソク
出演:キム・オクピン、シン・ハギュン、ソンジュン、キム・ソヒョン、チョ・ウンジ、イ・スンジュ、ソン・ミンジ、ミン・イェジ、キム・ヨヌ、チョン・ゴニョン、クォン・ヒョクポム ほか
友情出演:チョン・ヘギュン、パク・チョルミン、キム・ヘナ
配給:KADOKAWA
映画『悪女/AKUJO』予告編
くどいようですが、私にとっては大事なことなので
また書かせていただきますけど、私の〝韓国映画の旅〟は
「ホラー映画」から始まってます。
2014年1月下旬、キム・ジウン監督の『箪笥』(2003年)を観て
衝撃を受けて、韓国のホラー映画を観ていくうちに
韓国映画全体にのめり込みまくることになったんですよ。
そして続けて、韓国の〝美少女ホラー・シリーズ〟
「女校怪談」シリーズを観ていくことになり・・・
日本でDVDがリリースされた3作品は全て観まして
どの作品も非常に気に入りました。
今でも大好きなのですが・・・ホラーが怖くなってしまったので
観返すことは最近、できてません(^_^;)
「女校怪談」シリーズの4作目、『ヴォイス』(2005年)の
主役のうちの一人がキム・オクビンでした。
「女校怪談」シリーズなど、韓国映画を観つつ
「韓国ってこんな美少女ばかりなんや~」と思いました。
女の子の女優さんたち、みんな好きになったけど
中でもキム・オクビンが好きになりましたね。
もともと、「インターネット・オルチャン・コンテスト」で
入賞したことから芸能界入りしてるので、美少女も当然です。
だから日本で観れる出演作品を次々、観ていきましたよ。
『ヴォイス』(2005年)
『アラン 阿娘』(2006年)
『多細胞少女』(2006年)
『渇き』(2009年)
『高地戦』(2011年)
『国選弁護人 ユン・ジンウォン』(2013年)・・・
『タイム・クライム』(2013年)だけはまだ観れてませんが・・・
ドラマの『ハノイの花嫁』(2006年)を観てたりもしますね。
本格的な主演は・・・『多細胞少女』と
ソン・ガンホと共演した『渇き』
そして、やっぱり『ヴォイス』ってことになるんでしょうけど
どうしても韓国映画は女優さんの活動の枠がせまくって・・・
だから去年の6月、『悪女』が韓国で公開され
主演がキム・オクビンだと知った時、とても喜んで
早く観たいと思ったことをよく覚えてます。
あ・・・イ・ヒジュンさんと付き合ってはった時期もあったそうで・・・
意外といえば意外ですが、それは人様のプライベートです。
イ・ヒジュンさん、素顔はきっとええ人なんでしょうね。
YouTubeでは「冒頭シーン」が公開されてましたが
それも何も見ず、何も知らずに私は観に行ってますので
やっぱりショックが大きかったですね。
まぢで、ガーンって感じでした。
今、思い出そうとしても、いろいろ、思い出せないんですよ。
ビックリしてしまってて。
いや、正直、私はそんなに映画の「アクション」って別に
メチャクチャ好きじゃないんですよ。
もう、飽きてるところもあって、アクションの場面が始まると
逆に集中力が途ぎれて、ボーッとしてたりもあります。
やっぱり私はコメディと感動です。
しかし、その私が我を忘れて釘付けになるようなアクションを
やらかしおった、この映画は。
しかも、何度も。
もう、それだけで私は認めます、ってゆうか、好きです。
私もそんなに映画を観てませんが、私が観た中では
最高のアクション映画だったでしょ、これは確実にね。
けど、実は、ちょっと難しかった。
いきなり大殺戮大会からスタートして
物語の時間の流れを入れ替えて、急に回想シーンに行くので
それを頭の中で並べるのに、ちょっと苦労しましたね、正直。
けど、それもすぐにわかってきまして
キム・オクビン演じるスクヒのこれまでの過去も
映画の半ばまでには把握できてたと思いますよ。
けど、あの、あれ、殴り込みの後、警察に囲まれて、その後
整形してたように思うのですが・・・あれ、顔って変わってました
あんまり変化がないような・・・(;´∀`)
いやいや、でも、その「物語の時間の流れの入れ替え」ってのが
「カンヌっぽい」気がしませんか
ただ普通に、ダーッて語っちゃうんじゃないところが。
そうゆうややこしさも、一つの長所かもしれませんね。
でも私、もっと「痛快」とか「スカッと系」かな、と思ってたんですが
それはぜんぜん違いましたね。
もっと陰鬱系、殺伐系で・・・そりゃそうですわ。
スクヒの人生って不幸の連続ですもん。
あんな人生、送ってたら・・・そりゃもう、おかしなりますて
悲惨過ぎ。
でも、キム・オクビン・・・素晴らしい~女優さんですね~
生命懸けてこの映画で演じてはったね・・・
ここまで演られたらもう、ついて行くしかあらへんね。
そして、なんかホント、顔が素晴らしかったですよ。
どこやったかなぁ・・・えっと、見たこともない表情をしやはって
そん時、ゾクゾク~ときましたわ。
なんか、ボケとゆうかアホみたいな顔なんですけどね。
あ、殴られてボーッとなった時もですがね
どこやったかな~、誰かと話してて、アホ面したんですよ。
そのアホ面が大好きです。
あのアホ面は見習うべきもんがあった。
そして・・・ラスト・・・素晴らしい顔でしたね。
あのラストは凄かった
納得です。
泣きましたもん・゜・(ノД`)・゜・
あんた・・・そこまで・・・ああ~って。
なんか、これはもう「女性アクション映画」の完成形でしょ。
あのラストはもう。
映画の中では私、あの車の前に乗った時
一番、気持ちが上がったんですよ。
やったれ~ってゆう・・・でもね、そのアゲアゲもね
ラストでシュ~と消え去って(´д`)
だからもう、今は何も言えないけど
必死で戦い、全てを失った女の人生なんてどんなもんかと。
その気持ちが凄かったし、だからやはり傑作です。
節約せねばならないんですが・・・またこの映画
ブルーレイが欲しくなってしまうとゆう
何度も観たいですよ~(>_<)
これ、でも、絶対に2度、3度、観たら泣くわー。
泣きますよ、これは・・・。
いや、だから、ゆうてましたやん、韓国映画は
本気出したら、ホンマに「泣けるアクション」、やりますよ、って。
それと、書き忘れてましたけど、音楽も素晴らしいです。
エンドロールに流れる曲、特にかっこよかったです
キム・オクビンがあんまり凄いので
シン・ハギュンさんたちはやや、かすみがち
とも思えてしまいますが、しかし、今、冷静に考えると
やっぱりキム・オクビンを取り巻くキャスト全員が
素晴らしかったからでしょうね・・・この完成度は。
ゆうてもシン・ハギュンさんももう43歳ですのでね~
そりゃ、あの凄まじくスピーティーなアクションは
大変やったことやと思いますよ。
それから監督も言うたはるように、やっぱりこの映画は
スタントマンが一番、苦労してる映画やと。
それはようわかります。
あんなけ転げたり、落ちたり、刺されたりね~、そりゃもう
ホンマにお疲れ様でしたとしか申し上げられないとゆう。
ソンジュンはいかにも韓国ドラマ~映画なキャラで
この映画の〝癒し〟だったんですが・・・
この映画に〝癒し〟はありません・・・
もっと酷いことも起こります゚゚(゚´Д`゚)゚
クォン幹部を演じたキム・ソヒョンも良かったなぁ。
キリッとしたはって、冷たく、厳しいけど
かすかに優しい人間味がポロッと出て・・・。
そういえば、あんまり目立つ印象のなかったキム・ヘナが
出てたな~。
なんかインナー姿で暴れてるんですが、細かったなあ。
幸薄系ですね~、キム・ヘナはほんとに・・・
いろいろ思い出すと、悲しくなる映画です・・・。
なんか、誰ひとり、得しない、荒んだ殺伐とした世界です・・・。
でも、その気分が素晴らしかったなぁ・・・。
ホンマにあるんでしょうか、こういった世界・・・。
あったらあったでイヤなもんですね。
パンフレットは、720円(税込)でした。
ちょっと紙が薄いかな、と思いますけど
全ページカラーで・・・B5サイズ・・・かな
・イントロダクション
・ストーリー
・キャラクター / キャスト
・インタビュー キム・オクビン
・インタビュー 監督 チョン・ビョンギル
・アクション必見ポイント 徹底解説!
・スペシャル・インタビュー アクション監督が語る『悪女 AKUJO』
・レビュー 高橋論治(映画ライター)
・プロダクション・ノート
・作品データ
と、いった内容です。
やっぱりキム・オクビンとチョン・ビョンギル監督のインタビューが
面白かったのと
アクション監督の下村勇二監督、園村健介監督の両氏の対談が
タメになりました。
私はそこまで見てませんので、なるほど、このアクション場面は
こう凄いのか・・・と、よくわかりました。
「アクション必見ポイント」は、映画を観てる時には
覚えきれてなかった場面が、思い出せて、助かりました。
写真もぎょうさん載ってますし、やっぱり
買った方がいいですよ・・・買って~(´∀`*)
解説: 「渇き」のキム・オクビンが女暗殺者を熱演したスタイリッシュアクション。日本で「22年目の告白 私が殺人犯です」としてリメイクされた映画「殺人の告白」で知られるチョン・ビョンギル監督が手がけた。犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒは、いつしか育ての親ジュンサンに恋心を抱き、やがて2人は結婚するが、ジュンサンが敵対組織に殺害される。怒りにかられたスクヒは復讐を果たすが、国家組織に拘束されてしまい、国家の下すミッションを10年間こなせば自由の身になるという条件をのみ、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて、新たな運命の男性と出会い、幸せを誓ったスクヒだったが、結婚式当日に新たなミッションが下され……。(映画.com)
私が、韓国映画韓国映画ゆうのも、わかってもらえるでしょ
韓国映画ってやっぱ、やるときゃやるし、やばいんですよ。
でも、いろいろ作っていくけど
『監視者たち』(2013年)とか『アシュラ』(2016年)といった作品の
断片的なアクション・シーンをさらに煮しめて進化させて
とうとうここまで来たか・・・と、ちょっとショックですよ。
映画を観て楽しい・・・なんて気分やあらへんね、ほんま。
映画にどつかれてる気分
映画にやられてます。
これは・・・間違いなく
劇場で観た方がいい映画でしょうね。
公開規模も大きいし、まだ始まったばかりだし
観るかどうしようか、迷ってるんだったら
私を信じて、是非、劇場に観に行ってください
自信満々でオススメ致します
でわ、今夜もおおきにでした、またです、アンニョン~(^.^/)))
※ 2021年2月7日 画像を追加しました。