韓国映画 ヴィーナス・トーク 官能の法則 2014年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

大杉漣さん・・・ほんとに突然のことで言葉が今はありません。

大杉漣さん・・・私は『映画 ひみつのアッコちゃん』(2012年)で

女の子になってしまった大杉漣さんがなぜか印象に残ってます。

楽しそうに演じる、チャーミングな大杉漣さん・・・。

いつも違う大杉漣でした。

韓国映画にも出ておられました。

なんと申しあげたらいいか、やっぱりわかりませんが

心からご冥福をお祈り致します。

 

 


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公開中!!

 

ザ・メイヤー 特別市民
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映画『ザ・メイヤー 特別市民』公式サイト

↑ クリックひらめき電球

 

【劇場情報】

東京 シネマート新宿 2018年2月17日~

大阪 シネマート心斎橋 2018年2月17日~


http://eiga.k-img.com/images/movie/88022/photo/306b805c7a074220/640.jpg?1514186666

 

偽装、脅迫、賄賂、そして殺人…モラルなき選挙戦の行方は!?

 『ザ・メイヤー 特別市民』 予告

 

 

 

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アンニョンです(^-^)ノ

いつも、ホントにありがとうございますキスマーク

 

少し前のことになりますが

2月11日、この作品を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキララブラブ

 

 

キワどいトークとホンネ満載!
前向きに人生を謳歌したい全ての女性に贈る、

ちょっとアブないセクシー・ラブコメディー!

 

ヴィーナス・トーク

官能の法則
 

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91sZV1DyqrL._SL1500_.jpg

 

ヴィーナス・トーク 官能の法則
原題:관능의 법칙
英語題:Venus Talk


(2014年、韓国映画、108分)


脚本:イ・スア
監督:クォン・チリン
助監督:ファン・ジョンヒョン
撮影:イ・ヒョンドク
照明:パク・チョンウ
音楽:パク・イニョン
美術:イ・モグォン
武術:チェ・ソンギョム


出演:オム・ジョンファ、ムン・ソリ、チョ・ミンス、イ・ギョンヨン、イ・ソンミン、イ・ジェユン、チョン・ヘジン、チェ・ムソン、クォン・ヘヒョ、キム・ホジン、チン・ソンギュ、イ・ソユン、ソル・ジユン、ソ・ドンガプ、チャン・ヒョクチン、キム・ヨンジュン、キム・シジョン、チョ・ウジン、カク・チャヒョン ほか
特別出演:BoA、オ・サンジン

 

※ 「輝国山人の韓国映画」様のページより引用させていただいてます。

 

Venus Talk (관능의 법칙) - Official Teaser Trailer 予告編

 

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この映画も前々から観たかったんですが

やっとDVD借りて、観ることができましたよードキドキ

 

けど、「官能の法則」って感じとはちょっと違うなー。

「ヴィーナス・トーク」って題で、熟女の皆様が集っては

エロ話を延々、ブッ続けで盛り上がる映画なのかとも思ったけど

そうでもないんですよー。

 

とにかく

韓国語のオリジナル題、「관능의 법칙」は、「官能の法則」

そのまんまで、英語のタイトルは「Venus Talk」・・・

だから、日本でのタイトルもそうなんですね( ゚ー゚)( 。_。)

 

輝国山人さんのこの映画のページの[おまけ]によると

・この映画のシナリオは、第1回ロッテエンターテインメントシナリオ公募展で 1400倍の競争率を突破して大賞を受賞したイ・スアの作品。

・ちなみに大賞の賞金は、1億ウォンだったそうだ。

・・・とのことで、イ・スアさん、お名前から女性だと思いますけど

なるほど、やはりそれだけの脚本ビックリマークと納得です。


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チョン・シネ(オム・ジョンファ)

ケーブル・テレビの芸能局で番組を制作してるシネ。

上司(チェ・ムソン)と相思相愛の仲だと信じきっていたが

上司はいきなり若い女の子を妊娠させ、責任を取って

その子と結婚するとシネとの別れを宣言。

強気で別れたシネの仕事仲間がクォン・ヘヒョさん。

あ~、これはクォン・ヘヒョさんとのロマンスに発展するのだな~

と、思い込んで観てたら・・・はい、違います。

同じ業界の若い若い男性、ファン・ヒョンスン(イ・ジェユン)と

変な成り行きで一晩を共にしたら、向こうが本気になってきた(^_^;)

そんなん~、甥みたいな年の男の子なのに~、困る~あせる

と真剣に取らないシネだったが・・・はてなマーク

 

イ・ヘヨン(チョ・ミンス)

ベーカリー・カフェを営むシングルマザーのヘヨン。

彼女には同世代の素敵な恋人

家具職人のチェ・ソンジェ(イ・ギョニョン)がいるので

お昼にはお料理を作って彼の仕事場でランチを楽しむし

夜になると夜景の綺麗なスポットでいちゃつきまくりです。

しかし、ホントはもっと大々的にいきたいところでしたが

同居している娘のスジョン(チョン・ヘジン)が実は邪魔。

ところがスジョンができちゃった婚で結婚することに・・・。

そうなると、自分もソンジェとの仲を考えだしたりしちゃうのだが・・・はてなマーク

 

チョ・ミヨン(ムン・ソリ)

人も羨む悠々自適な主婦のミヨン。

息子は海外に留学中なので夫婦、水入らず、ってやつですか。

ところが結婚する前に旦那と週に3度、やるとかするとか

そんな取り決めをしてたために

ガソリンスタンドの経営でガッツリ稼ぐ旦那のジェホ(イ・ソンミン)は

だんだんしんどくなってきてて、妻に隠れてこっそり

バイアグラを服用してたりします。

それでもミヨンの愛の要求は収まる気配もなく

イ・ソンミンさんが非常に苦しいあせる

そんな最中、夫の秘密が発覚し・・・はてなマーク

 

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この映画、めちゃくちゃ良かったですわ。

いや、ほんとに。

 

観る前、もしも空疎で笑えないエロコメだったらどうしようはてなマークとか

心配してたんですが・・・真逆でしたね。

素晴らしい!!

 

前半は、まあ、笑えます。

笑えますが、オム・ジョンファとムン・ソリの

ベッドシーンがやたらと生々しく大胆なので、ちょっと困ります。

まあ、それも、こっちも覚悟してますので、いいんですがね

オム・ジョンファはともかく、ムン・ソリがやけにノリノリ(;´∀`)

あきらかに好きでやっている・・・相手がイ・ソンミンさんですが。

 

オム・ジョンファのお相手のイ・ジェユンは若くてごっつい体。

アスリートの体ですわ。

しかし、なかなか性格も良い、です。

アッケラカンとしてはりますが。

 

そして、チョ・ミンスさんの彼氏のイ・ギョンヨンさん・・・素敵です。

普通のおじさんなんですがね・・・でも、イ・ギョンヨンさんが演じる

ソンジェさん、前に奥さんをガンで亡くされてるのです。

ですので、結婚・・・までは踏みきれない・・・。

 

それで、女性3人は学生時代からの友達で・・・

けど、チェ・ミンスさんは「オンニ」と呼ばれてたので先輩なのかなはてなマーク

なんしか毎日ほど、顔を合わせては、お互いの悩みや何かについて

ワーワー、話しまくってるヴィーナス・トークです。

 

一番、笑ったのはイ・ソンミンさんの頭にスリッパが

当たるとこですかね。

また、スパーンドンッと(;´∀`)

予告編でも映ってるけど

よう撮れましたね、あれは・・・。

 

で、まあ、笑って観てたんですが・・・後半ですね

けっこうリアルに劇的で・・・

そっから、やっぱり考えさせられましたね。

 

まあ、誰でも年は重ねます。

だから逆に、年を取るってありがたいことで

感謝しないとアカンのだけど、やっぱり人間

「加齢」ってことを考えると気が滅入る。

それは誰しもの共通の悩みですもんね。

 

詳しくは書きませんが、チョ・ミンスさん演じるヘヨンが

後半、それまで普通にできていたことができなくなる・・・

その場面で、ハッとさせられましたし、心打たれました。

誰にでも「あの時が最後だった」ってことがいつかは

出てきますよね・・・。

誰でも、いつかは「最後」を経験する。

それが怖くもあり、また納得もしました。

 

最後の数分間が、私は大好きです。

あのラストを観つつ、ああ、いい映画を観たなぁ・・・と

ほのかに感動しました。

 

ビターです。

ほろ苦いです。

でも、その苦さが、とっても美味しかったです。

その気持ちを感じさせてくれたことに感謝・・・でした。

あのほろ苦の気持ちが、なんか心安まって嬉しかった。

言葉じゃなく、映画全体で人生哲学を語ってもらったような

そんな感じがしました。

 

なんか、やっぱりトーク・・・会話が良かった。

小学校高学年の時とか、友達と性について相談しましたやんはてなマーク

それ以外のことも、心を許した相手にとりとめもなく・・・

それが楽しくって、励まされて、安心できてた気がしてて・・・

その延長じゃないですか。

ヴィーナス・トークって、結局、人の人生について回る

そんな会話だったんじゃないですかね。

我らが楽しきヴィーナス・トークの時に乾杯ビックリマークワインワインワインビックリマークですよ。

 

この映画、やっぱり女性向けだと思うけど

男性が観ても面白いと思いますよ。

もちろん、ちょっと大人な男性ってことですが

映画である種の、男性のあり方も示してたと思いますし・・・

エロいシーンもあるしね・・・(〃▽〃)

 

さすがは

第1回ロッテエンターテインメントシナリオ公募展大賞受賞の

脚本でしたね・・・!!


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クォン・チリン監督の作品は初めて観ました。

こういった作風ならば、他の作品も観てみたいです。

 

それと、チョ・ミンスさんも初めて。

映画としては・・・キム・ギドク監督の『嘆きのピエタ』(2012年)を

観なあきませんね・・・またガラッと違う作品ですが・・・。

 

なんか、こうゆう映画を劇場のスクリーンで観たいですよ。

やってもらえんかなあ、こうゆう映画を・・・。

4月7日から公開されるキム・ヘスの

グッバイ・シングル』(2016年)は・・・また違うんかなあ~はてなマーク

4月7日公開『グッバイ・シングル』予告編

 

そんなんで・・・当たり前なんですけど

観ても観ても・・・減りませんね、韓国映画は・・・!!

ほんま、数限りない・・・でも、もっと観てたいです音譜

 

でわでわ、今夜もありがとうです~、アンニョン~(^.^/)))


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