中国の伝説の心医、蘇耽と董奉 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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中国の伝説の心医、蘇耽と董奉

中国の名医、蘇耽は、
優れた医者の 代名詞「橘井(きつせい)」という言葉を残している。(櫃と蘇耽の母の話

蘇耽は、同じく中国の伝説の名医である華佗と違って、
日本ではWikipediaへの記述すらないが、
晋の時代に仙人となって医療に生涯を捧げたとされる伝説的医者で、中国では有名である。
「橘井(きつせい)」とは、この蘇耽が臨終前に厄病の流行を予測して「用意するように」
と言い残した「橘の木」と「井戸」の事。
(紛らわしいがキッセイ薬品とは無関係だった。)

彼の死後、本当に厄病が流行し、その治療に井戸の水と橘の木が役に立ち、
多くの人々の命が救われたのだとか。

また三国志時代の呉国の医者、董奉は、ホ・ジュンと同じように、
貧しい者からは治療費を取らず、重病の役人を治療して得たお金で、
杏の種子を買い、それを自分の家の周りに蒔いて、杏林を作り、
杏の実を欲しがる人に同じ重さの穀物と交換し、その穀物を貧しい人々に分け与えた。

杏林(きょうりん)は、この董奉の故事から、医師の美称となった。