銭の戦争　最終回（11話）④15分延長スペシャルは韓国版とは違う結末！　これが富生の計略

赤松は未央を拉致監禁している店へ行くと、
浮かれ気味にシャンペンを開けて未央と一緒に飲もうとして、
金の亡者ぶりを未央に呆れられる。
すると赤松は「まっとうな親を持って普通に生活していられる君にはわからない。
白石ちゃんや俺みたいに本当に金のない地獄を味わったヤツにしか金の怖さと力はわからない。」と話す。
そして赤松は、借金まみれの親父のせいで、どれだけ辛い子供時代や学生時代をおくったかを語った。

時刻は午後1時前。
富生は、誰かから電話連絡を受け取ると「うん、わかった。ありがとう。」と言って電話を切り、
次に赤松の携帯へ電話を掛けた。

赤松は、金が用意出来た事を富生に確認を取ると、受け渡しの場所と時間を決めようとしたが、
先に富生の方が「４時に。赤松金融で。」と提案してきたので「いいね！運ぶ手間が省けるよ。」と言って承諾した。

赤松は富生に言われた通りに未央を連れて、桜田と共に店を出て、赤松金融へと向かう。

赤松は自分の会社に着くと、梢に電話を掛けて、今から２０億を受け取るので
保釈金の５億の件はどうするか？と返事を求めて来た。
「俺を役員に選出するっていう誓約書、書いておいて～。そしたら今夜のうちに保釈金、貸してあげる。」
赤松を役員にして会社を牛耳られる事を恐れていた梢は、迷いに迷ったが、背に腹は代えられず
誓約書を書き始める。

約束の４時きっちりに、事務所のドアが開いた。
中へと入って来る靴音が響き、赤松はてっきり金を返しに来た富生だと思って、
両手を広げて迎えようとするが…入って来たのはスーツ姿の見ず知らずの男達。
事態が飲み込めず唖然としていると、真っ先に入って来た男が「東京国税局です。」と名乗り、
何かの書面を広げて見せている。
男は「赤松大介さんですね。」と名前を確認すると「脱税の疑いで調べさせて頂きます。」と告げた。

赤松は頭を抱えそうになるが、すぐに立ち上がり言い逃れを始めた。
たとえ国税局が調べた所で、地下の隠し金庫に繋がる扉がバレるわけがないと思ったのであった。

ところが、盗聴器で赤松金融の中の状況が手に取るようにわかっている富生が、
スマホによる遠隔操作でスイッチを入れると、
隠し部屋に繋がる洋服ダンスの中の発煙筒が煙を吐き出し始め、
洋服ダンスの扉からモクモクと煙が吹き出し始めた。

驚いて、赤松が洋服ダンスの扉を開けたら、そこにに国税局の人間がやって来て、
隠し部屋を発見されてしまう。
階段を下りて行こうとする国税局の者を止めて、赤松は焦って先に、階段を下りて行った。
隠し金庫の前へ出ると、金庫はもう何者かによって開けられた気配があり、
中へ入ると、消えた２０億が元通りに戻っていた。
この状況の中で戻っても、とうてい喜べない筈なのだが、赤松の顔からはニンマリと笑みが零れた。
後から降りてきた国税局の職員達に取り囲まれて、赤松はもう言い逃れの出来ない事態になった。

銭の戦争　最終回（11話）⑤へ続く。

☆その他ドラマの最終回★
花子とアン　最終回
 軍師官兵衛最終回
 タイムスパイラル　最終回
 ペテロの葬列最終回感想
 銀二貫最終回
 ワンス・アポン・ア・タイム　シーズン1 の最終回
 泣くな　はらちゃん　最終回