信さん・炭坑町のセレナーデ あらすじ・感想 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

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信さん・炭坑町のセレナーデ

【信さん・炭坑町のセレナーデ あらすじ概要】
福岡のとある炭鉱町。
ヤンチャ坊主だけれど、正義感の強い少年、中岡信一(石田卓也/小林廉)は、
母、美智代(小雪)に連れられて、
東京から、この母の故郷に戻って来た辻内守(中村大地/池松壮亮)が、地元の悪ガキに苛められているところを助ける。
この時、信一は、初対面の美智代に「信さん」と呼ばれた。

そして、両親を亡くし叔父夫婦に育てられて、さまざまな辛い事を堪えていた信一は、
美智代の優しさに触れ、彼女の腕の中で泣いてしまう。
この時から、信少年は、美智代に淡い恋心を抱く。

それから7年の歳月が流れ…
不慮の事故で死んだ叔父に代わり家計を助けるために、今や炭鉱で働くようになった信は、
二十歳の年齢差があったが、ずっと美智代を想い続けていた。
そして美智代もまた、信を愛おしく思うのであったが…。


【信さん・炭坑町のセレナーデ 感想】
あんなスラッとした背の高いスタイルの良い女性が炭坑町の生まれというのが、なんだか不自然なんだけど、
まぁ、そこはあまり深く考えないでおく。
それと美智代役の小雪さんが何年経っても、全然老けないのが羨ましいが、この点も現実離れしていてちょっと変。

昭和38年~45年という昭和の雰囲気がよく再現された細やかな気配りのある映画。
まだ人種差別が露骨にあった時代の中で、少年達の純真な優しさが心地よい。
ほのぼのとした心の交流と、辛く悲しい別れが織りなす人生の抒情詩のような一篇。