映画「LOOPER/ルーパー」の 矛盾 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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映画「LOOPER/ルーパー」の 矛盾

タイトルからわかるように、ジャンルはSFなのですが、いわゆるループものというわけではありません。

【映画「LOOPER/ルーパー」の概要・あらすじ】

2044年のカンザス州。
母に捨てられたジョーは、未来の犯罪組織の依頼で、未来から送られてくる標的を殺す家業の通称ルーパーである。
ところがある日、30年後の自分が未来から送られてきて戸惑ううちに逃がしてしまう。
30年後の未来社会では、レインメーカーという極悪人に、タイムマシンとルーパーの組織全体を牛耳られてしまったと言う。
レインメーカーの手下に最愛の妻を殺されてしまった現在逃走中の未来のジョーは、妻の死をなかった事にするために、
現在ではまだ幼い子供であるレインメーカーを探し出して殺そうとする。
それを阻止して、幼子とその母親を守るために、最後に、現在のジョーが取った決断とは…。

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【映画「LOOPER/ルーパー」の 矛盾】

未来のレインメーカーの行動には抜本的な矛盾があります。
母親が未来から来たルーパーに殺されるのにも関わらず、彼がルーパー達をかたっぱしから、
過去に送り続けるという矛盾です。
母親を殺す未来から来たルーパーは、レインメーカーが過去に送ったルーパーですから、
復讐と言えども、
母親を守りたい気持ちのレインメーカー自身が、母親が殺される要因をわざわざ作っています。
幼い時は、あれほど賢かったレインメーカーなのに、
長じてからは何故、そんな単純な事もわからない馬鹿になってしまったんでしょうか???


主人公のジョーが自殺する事で、未来の自分を消す行為から発生する矛盾の方は、
お定まりのタイムパラドックスなので、
そこをつつくともう矛盾が止まりませんから、私としては、そこは触れないでおきたいけど。
(この点はパラレルワールド的分岐点の出現で説明をつけてしまう人もいますよね?)

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