最近視た「つまらない映画」2(邦画と洋画)に一言
『ハーフ・デイズ』(何の説明もなく一組のカップルの二通りの人生の選択が交互に展開する。)
彼女の実家訪問するか?それをエスケープしてデートするか?
という二択があり、2つとも選ぶ事は出来ない筈のところを、なぜか強引に両方実行するというこの映画。一方は平凡な1日で、もう一方はそこそこスリリングな1日だったが…「だから何?それが映画にするほどの事?」
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『ぼくが処刑される未来』
殺人罪を犯す前の人間を捕えて…という部分で発想がマイノリティ・リポートと被ってるのは、まぁ別にいいんだけどさ…捕らえて未然に事件を予防するわけでもなく、殺人事件が起こってから過去に遡って、犯人が若いうちに捕まえて処刑って(しかも、それが人違い)被害者は被害者のまんまで帰らぬ人って…んな事しても意味ないでしょ!ってとこで、マイノリティ・リポートの足元にも及ばない浅はかな映画と言わざるおえないわ。
該当者を過去から連行するシステムって事で、SFテイストを醸してるつもりなんんかもしれんけど、通常は時間移動を話の中に持ち込んだら、そっちの方がストーリーの焦点になるものなのに、
この映画では、それはさりげなくスルーして、もっぱら、冤罪か本当の犯人かで登場人物が行動や論争をするという法廷色ばかりに光を当てている。
そして結局、その挙句にSFもの・法廷もののどっちつかずのウケ狙いの際物映画でしかない。
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