映画の基礎知識~娯楽映画と娯楽映画以外の映画  | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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映画の基礎知識~娯楽映画と娯楽映画以外の映画

 映画のジャンルって皆さん、気になりますか?
SFかと思って観たらファンタジーだったとか、ホラーかと思って観たらサスペンスだったとか、けっこう、よくある事じゃないでしょうか?

自分の好きなジャンルがある方は、観賞しようとしてる映画のジャンルって、気になる事もあるかと思います。

映画の専門誌に出て来る「ジャンル映画」というワードを御存じでしょうか?
これは「ジャンル分けが容易く出来る映画」の略なんだそうです。
要するに、通称エンタメと呼ばれる娯楽映画全般の事を「ジャンル映画」と呼ぶようです。

それならジャンル映画に分類されない、つまり娯楽映画ではない映画の事は、いったい何て呼ぶんだろう?と思ったんですけど、
たぶん、そういう類の映画って、それぞれに個性が強すぎて、
特に決まった呼び方はないんじゃないのかな?
ならば「ノージャンル映画」とでも呼ばなければ、しょうがないですね。
「ノンジャンル映画」でもいいけど。

さて「ジャンル映画」と「ノージャンル映画」、
私は、需要が大きいのは圧倒的に「ジャンル映画」の方だと思うのですが、
稀には、娯楽性のない映画を好む人もいるのかもしれません。

あっ…ここでいう娯楽の中に「感動を呼ぶ」って事も入るんだと私は思います。
人の心の何かを揺さぶれば、もうそれは娯楽って呼んでいいのではないかと。
ただ、喜怒哀楽の、どの感情をターゲットにしていようとも、伝わりやすい表現でないと、
それがもし難解な表現で、観客の一部の人にしか伝わらないとなると…その映画は「ジャンル映画」とは呼べないのかもしれませんよ。


作り手側からすれば、どんな映画を作ろうが勝手だから、自分の作りたいものを作るという考えは誰にも阻止する権限はないけれど、
興行収入の見込めるのは、やはり「ジャンル映画」の方だと思います。
そう言う私も、実は「この芸術性をわかる人だけが、わかってくれれば、それでいい。」みたいな姿勢の、観る人を選ぶような映画は、正直申し上げて、嫌いです。
それは、映画ばかりではなく文学においても同じなので、村上春樹の小説も嫌いです。

この世には数多くの映画があります。
その中から出来るだけ「ジャンル映画」のみを選り分けて観たい!
(洋画も邦画も)
「ノージャンル映画」は水たまりを避けて通るかのように、なるべく回避して時間を大切にしたい。
例えそれで、程度の低いアホと蔑まれようと…そんな心掛けでこれからも生きて行きます。