あなた、そこにいてくれますか ネタバレ（原作はギヨーム ミュッソの小説）

韓国映画のご紹介です。

あなた、そこにいてくれますか　ネタバレ（原作はギヨーム ミュッソの小説）

あなた、そこにいてくれますか　概要

2017年公開の韓国映画。
監督： ホン・ジヨン
原作：ギヨーム・ミュッソの小説「時空を超えて」
ジャンル：ファンタジー

あなた、そこにいてくれますか公式サイト

あなた、そこにいてくれますか　ネタバレ・あらすじ

2015年。
医療ボランティアとしてカンボジアのとある村を訪れていた医師のハン・スヒョン。
彼はどうしても、見捨てる事が出来ずに、
帰国の機会を逃してまでも居残って、
赤ちゃんの口唇口蓋裂（こうしんこうがいれつ）の手術をした。
その献身的な親切に感謝した保護者の老人は「お礼に」と、
スヒョンに、小瓶に入った願いを叶えるという10錠の薬をくれた。

スヒョンの願いとは…肺癌に犯されて、もうあまり余命がないと知った今、
若い頃に事故に遭い死んでしまった恋人のチェ・ヨナにもう一度会いたいという事だった。

むろん本気にはしていなかったが、
その過去に戻る事のできる10粒の薬を手に入れたスヒョンが戯れに、その薬を飲むと、意識が朦朧とし、気が付けば30年前の世界にいて、30年前の自分自身と出くわす。

それでも、最初のうちは半信半疑であったが、
この出来事が現実であると気付くにつれて、
若かりし頃の自分とも協力して、
生涯後悔していたヨナの事故を回避しようと奔走する。

だが、ヨナを救い結ばれれば、別の女性との間に生まれた可愛いひとり娘が存在しなくなってしまう。
それを避けるために、過去の自分には辛い選択肢ではあったが、
くれぐれもヨナを助けた後はヨナから離れるようにと言い含める。

しかし、我が子を持つという経験をまだしていない若い自分には
それは守りがたい難題で、
一旦は憎まれ口を叩いて別れたものの、ふたたび彼女を求めて会いに行ってしまう。
すると一度助けたヨナなのに、別の交通事故に巻き込まれて、再び亡くなってしまう。

2度目の彼女の死もなんとか生きる道に転換しようと、スヒョンは最後にもう1度だけとばかりに過去へワープし、自らがヨナの手術を執刀するのだった。
その結果、ヨナは一命を取り留めた。
そして、約束を破ったせいなのかは定かではないが、ヨナを二度目の事故に遭わせてしまった若いスヒョンは、今度こそヨナとも親友のテホとも遠く離れて生きるという苦渋の選択をする。

それから30年過ぎて、あの若かったスヒョンもタイムトラベラーの親父スヒョンの年齢となり、親父スヒョンと同じように肺癌を発病し余命が残り少ないという事態になった。

ヨナは30年後の今も健在で、
娘の存在も消えずに予定通りに誕生し成長してくれたのだが、果たして彼はこのまま亡くなってしまうのだろうか？

あなた、そこにいてくれますか　感想

韓国にはタイムワープやタイムスリップのドラマや映画ってホントに多いですよね～！

今回のこの映画では、新旧の自分が出会って会話もしちゃいますが、これって2015年のタイムトラベラースヒョンの記憶にはない筈の事なんですよね～。
その辺りの説明は全然ありませんでしたが…て事は記憶も上書きされるって事なんでしょうかしらね？

『ナイン ～9回の時間旅行～』でもそうだったなぁ～。
世界のどっかの奥地の秘境と呼ばれるような場所にあった何やら神秘的なアイテムを使ってのタイムワープって、
使い古した方法という気もするけど、そのなんかよーわからんけど、怪しくて神秘的な感じの小道具の雰囲気がいいですね！ｗｗ
まぁ、これも科学とは無縁なのでファンタジーという事になりますけど、
そもそも日本やアジア圏には、
もっともらしい科学的な論理を語るタイムワープ・タイムトラベルのドラマや映画なんてもの未だかつてなかったような…？
そう思えば、ファンタジーでも大いに結構！

連絡の手段がないので、若いスヒョンが自分の体に文字で刺青を掘って、30年後の自分に伝えるというシーンはなかなか面白かったです♪
刺青してると公衆浴場へ行けないと親父スヒョンが若いスヒョンにジョークを飛ばしてましたが、
「刺青の方の入浴を、お断り致します。」っていうのは日本も韓国も共通のルールだったと知りましたｗｗ

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