映画 きみがぼくを見つけた日 ネタバレ・あらすじ・感想 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

洋画のご紹介です。

映画 きみがぼくを見つけた日 ネタバレ・あらすじ・感想

映画 きみがぼくを見つけた日 概要

2009年公開のアメリカ映画
監督: ロベルト・シュヴェンケ
ジャンル:ファンタジー
原作: オードリー・ニッフェネガーの小説『タイムトラベラーの妻』

映画 きみがぼくを見つけた日 ネタバレ・あらすじ

時は、1991年。
ヘンリーは28歳。
シカゴのニューベリー図書館に務めていた。
ある日、図書館を訪れた若い女性は、クレアと名乗り、
ヘンリーにとっては初対面であったが、
彼女は一目ヘンリーを見るなり、まるで旧知の仲のように喜ぶ。

クレアは幼い頃からヘンリーを知っており、この日(リアルタイムのヘンリーに会う日)をずっと心待ちにしていたと話す。

ヘンリーは、交通事故に遭った5歳の頃から、自分の意思とは関係なく突然タイムトラベルしてしまうという特異体質の持ち主だった。
クレアの話では、過去に何度もタイムトラベルして来たヘンリーに会っていて、初めて会った時からクレアにとってヘンリーは強く惹かれる憧れの人だったと言う。

やがて二人は結婚するが、肝心な時にヘンリーがタイムトラベルしてしまいクリスマスや新年など楽しみにしていたイベントを共に過ごせないという弊害もあった。
それでも互いの愛情を重ねて、二人の結婚生活は続くが、
子供を授かる事を心から望んでいるにも関わらず、
何故かしら繰り返し流産してしまうクレア。

もしかしたら授かった赤ちゃんたちは皆、自分の特殊能力が遺伝しているせいでお腹の中から何処かの過去へとタイムスリップしてしまっているのかもしれないと仮説を立てたヘンリー。
そこで彼は、その真相を確かめるべく遺伝学を研究しているケンドリック博士に相談に行く。
当初、ヘンリーの事を、頭のおかしい人と誤解していた博士も、
脳波の測定中に消えた彼を目の当たりにしては流石に信じざるおえず、真剣に検査した結果、胎児らは皆、ヘンリーのタイムトラベル体質を受け継いでいる事がわかる。
それでも、何度流産しても出産を諦めないクレアの体を気遣うあまり、ヘンリーは独断でパイプカットの手術を受けてしまう。
その事で二人は大喧嘩をして気持ちが落ちこみ寝そびれたクレアを、過去から来たヘンリーが呼び出した。

車の中で、現在のヘンリーの事を、過去のヘンリーに愚痴るクレア。
具体的な事情は話していないもののヘンリーは優しく「わかるよ。アイツいやな奴だもんな~。」と聞いてくれて、和んだ二人は、車中で結ばれる。

ある日の事、ヘンリー夫妻は友人のゴメス夫妻を自宅に招いて楽しんでいたのだが、この時、4人の目の前に
血を流して息も絶え絶えのヘンリーが現れたかと思うとすぐに消えてしまった。
ショックを受ける4人だったが、中でもクレアが
「そう言えば、今まで40代半ば以降の年齢の貴方がタイムトラベルして来た事がない。」と不安を募らせた。

過去の若いヘンリーとの一夜で再び妊娠したクレア。
今度の胎児は順調に成長し、とうとう臨月を迎えた頃の事、
未来へタイムトラベルしたヘンリーは、10歳になっている娘、アルバと出会う。
この時ヘンリーは、アルバから、アルバが5歳の時
自分が死んでしまうことを教えられる。
ヘンリーはアルバを抱き締めると、現在に戻り
「アルバと名付けていた。」と妻に教え、クレアの出産に立ち会うのだった。

出産後、幸せな歳月が過ぎて行くが、そんなある日、
未来にタイムトラベルしたヘンリーは、自分がクリスマス・イブに死ぬことを知る。

やがて迎えたアルバの5歳の誕生日。
この頃から、時々、10歳のアルバが現れては、
現在のアルバに寄り添う姿を見るようになる。
アルバの5歳の誕生日のこの日、何かショックな事があり、その事をヘンリーに話している様子のアルバ。
クレアは、その二人の様子が気掛かりで、アルバから、
ヘンリーの死期が迫っているであろう事を聞き出す。

その後、ヘンリーのタイムトラベルの回数が急増し、
しかも、まるで予想もしない場所へと飛ばされるようにもなった。
クリスマス・イブの夜、ヘンリーは家族や友人を自宅のパーティーに招いていた。
既に死を覚悟したヘンリーは、まず、これまで何かと理解と協力をしてくれたゴメスに、改まって感謝の言葉を述べ、
次にクレアに、今日が生きている最後の日である事を告げる。

そして…過去のクレアの自宅近辺の山中に飛んだヘンリーは、
鹿狩りをしていた義父フィリップが、
鹿と間違えて誤射した銃弾で、腹部に大怪我を負い、
その後、現在に戻って来た。
苦しみつつも、家族や友人に見守られながらクレアの腕の中で息を引き取るヘンリー。

ヘンリーの死後、クレアとアルバはクレアの実家暮らしをしていた。
時々はゴメス夫妻も二人の子供を連れて遊びに来ているようだった。
クレアは、いつ過去のヘンリーが来てもいいように、今でも服を森の中に用意して待っていた。
ある日、9歳になったアルバは、アルバがまだ赤ちゃんの頃からやってきたヘンリーに会う。
知らせを聞いて急いでクレアも、ヘンリーの元へと走って来た。ヘンリーはクレアを抱き締めて
「待つ人生は送らないで。」と言ってキスすると、ゆっくりと消え去った。
クレアとアルバは、顔を合わせて微笑み合い、
目に見えなくても、ヘンリーは居るように感じられると話しながら家へと帰って行った。

映画 きみがぼくを見つけた日 感想

これはまさに運命で結ばれた恋と言うべきものでしょう。
 なぜ、他のどの女子でもなくクレアだったのか?
 その理由はわからないけど理屈抜きで、オンリーユーですわ♡
  でもまあ美男美女だから切ないSFラブロマンスになるけれども、これが、どっちか片方がどえらいブサイクだったとしたら?
それはそれで面白いコメディーになるのではないでしょうか?

タイムトラベルしてしまう体質って…ちょっと聞くと、羨ましい体質のように聞こえますが、飛ぶタイミングや場所を全く自力ではコントロール出来ない上に、
ターミネーター方式の素っ裸のタイムトラベルですから、
いちいち困難に遭遇するタイムトラベルでして、
タイムトラベルよりもタイムトラブルという感じやね!
結局のところ自分で制御出来ないタイムトラベルは、早死にの元っていうオチでしたしね。
そんなタイムトラベルなら、しとうないわ~。

素っ裸で神出鬼没ともなれば、普通なら都市伝説として噂になりそうなものだけど、そうならないのが矛盾ちゃあ矛盾ですが、
まぁ、そういう細部の追及はやめておきます。

映画のジャンルは、やっぱりSF映画じゃなくてファンタジーかな?
「タイムトラベル体質」とか言われても、論理的な話は一切語られてないですから。

タイムスリップ・タイムトラベル・タイムループの物語 ネタバレあらすじ他 まとめ