韓国ドラマ 秋の童話 ネタバレと最終回まで視た感想 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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韓国ドラマ『秋の童話』について。

韓国ドラマ 秋の童話 ネタバレと最終回まで視た感想

韓国ドラマ 秋の童話 概要

ユン・ソクホ監督の「四季シリーズ」の最初の作品。
この後、『冬のソナタ』『夏の香り』『春のワルツ』が制作された。

KBS(韓国放送公社)で2000年9月から11月にかけて放送されたドラマ。韓国で最高視聴率42%を超える大ヒットとなった。

韓国ドラマ 秋の童話 あらすじ(ネタバレは、ちょっとだけ)


ソウルのある街。
裕福な家庭で、優しい両親と、年齢の近い兄、ジュンソ(チェ・ウヒョク)と共に、
幸せな生活を送っていたウンソ(ムン・グニョン)
は中学校でも人気者だった。
そして兄のジュンソは、女子生徒の憧れの的だった。

そんな兄と妹は、並みの兄妹よりも、ずっと深い愛情で結ばれていた。
それは「肉親だから」と言うだけでは説明がつかないほどの心底深く互いを求める心。

一方、そんなウンソとは真逆の、貧しい母子家庭で育ったクラスメートのシネは、ウンソに、言葉に出来ない強い嫉妬心を抱く。

ところが、ある日、ウンソが交通事故に遭った事が切欠で、生まれた産婦人科病院で、よその家の赤ちゃんと取り違えられていた事が判明する。
あろうことか、取り違えられたもう1人の赤ちゃんこそが、
シネだった。

ウンソの両親とシネの母は、さんざん悩んだ果てに、お互いの娘を実の親の元へ返す事を決断する。

幸せな家庭から一転、貧しく辛い家庭環境に送られたウンソ。
手に負えない不良の兄もいて、慣れない環境の中で、一生懸命、健気に新たな生活に馴染もうと頑張るウンソ。

一方シネはユン家の娘となり学校でも鼻高々で、ウンソに辛く当たっていた。

大好きな妹と離された事に納得のいかないジュンソは精一杯の抵抗を試みるが、大人の権威には抗いきれず、生木を裂くように引き離される兄妹。

そして…ウンソを忘れてやりなおすために、
ユン一家は揃ってアメリカへと引っ越して行った。


それから10年。
家庭が貧しくて大学へ進学出来なかったウンソ(ソン・ヘギョ)は、とあるホテルで働いていた。

そのホテルの跡継ぎ息子のハン・テソク(ウォンビン=若い時の木村一八似)がウンソを好きになる。

実は、テソクの親友というのが、
同じ美大で同級生だったジュンソ(ソン・スンホン)であり、韓国へ帰国した2人は頻繁に行き来していた。

思いがけず10年ぶりに再会を果たしたジュンソとウンソは、以前にも増して互いを求めあうが…。

韓国ドラマ 秋の童話 感想

韓国ドラマお得意の泣かせる系純愛ドラマです。
韓国ドラマは総じて登場人物の喜怒哀楽を、常に丁寧に撮影します。
そしてまた俳優・女優さんが、実に悲しそうに自然に涙を流します。
このドラマもまた、少女の時のウンソ役のムン・グニョンちゃんのジワジワと涙が溢れだす悲しい表情の演技から、切なさに胸をギュウと鷲掴みにされますよ~。
もちろん、その泣きの演技の素晴らしさは、大人の俳優・女優陣へとバトンタッチされても損なわれる事はありません。

それにしても美人が白血病になって若くして亡くなってしまうって…現実でもよくありますし、何故なんでしょうね?
白血病って容姿端麗の人を選ぶ病気なんでしょうか?
…な~んて事を考えさせられるドラマでした。

ウンソ役のムン・グニョンちゃんも、この後、さまざまなドラマで活躍する事になりますし、
大人になってからのジュンソ役のソン・スンホンさんも映画、ドラマの両方で活躍されていますね。
私は特に、Dr.JIN(日本ドラマのリメイク)の主役が印象的でした。

それとね、ウンソの実母役のキム・ヘスクさんは、2011年には『アンニョン!コ・ボンシルさん』で、なんと主役をされています。(只今Gyao!で配信中)
中高年の方が主役のドラマって、
年寄りは無価値という意識の高い日本では、めったにないですが、
この辺りも、年齢云々に囚われずに、人との絆やふれあいを大切に描く韓国のお国柄なのかな?と思ったりします。

サッドエンドという事は最初から知りながら観ておりましたので、ヒロインの死に関しては受け入れ準備は出来ていたのですが…このドラマの最終回のラストシーンについては「それはないでしょう!酷い~!」と各方面で不満の声が上がっていたそうです。
私もあのラストは嫌でした。

アベマテレビのお陰で『秋の童話』を最後まで視る事が出来ました。
ありがとうございました。

最後に訃報ですが、
シネの少女期役 イ・エジョンさんは、脳腫瘍による闘病生活の末、11年前に他界されていたとの事で驚きました。
謹んでご冥福をお祈り致します。