韓国ドラマ 偽りの雫 ネタバレ・あらすじ・感想(全122話) | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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韓ドラ大好き~韓国ドラマのネタバレを含むご紹介です。

韓国ドラマ 偽りの雫 ネタバレ・あらすじ・感想(全122話)

韓国ドラマ『偽りの雫』全122話を視終りましたので、ざっとネタバレ・あらすじ・感想を書いておきたいと思います。


ドラマ 偽りの雫 基本情報



制作:2016年
監督:キム・フンドン
脚本:ウン・ジュヨン
主演:ウ・ヒジン(ユン・ジョンウォン役)
ジャンル:復讐+母恋い+愛憎
全話数:122話


ドラマ 偽りの雫  簡単な、あらすじ



ジョンウォン(ウ・ヒジン)は夫のヨンフン(ソ・ウジン)と、愛し愛されるラブラブの夫婦だった。
ところが、ジョンウォンの知らないところ
で、
彼女の友人でテヨングループ親族の一人であるギョンジュ(カン・ソンミ)が、ヨンフンに激しく横恋慕をしていた。

テヨンではヨンフンの上司である企画室長を務めながら、ヨンフンにストーカーまがいの愛の告白をするギョンジュ。
だが、その一方で、ジョンウォンの前では、誰よりも深い絆で結ばれた親友という2つの顔を演じ分けていた。

何度繰り返し「君への恋愛感情はない。」と言っても、わかってくれないギョンジュに辟易としながら、
ヨンフンは愛しい妻、ジョンウォンと自分の母であるパク・ミソン(パク・ジョンス)との暮らしを守ろうとする。
そこでギョンジュは、パク・ミソンを、プレゼントやキャッシュカードで釣るなどして味方に引き入れ、ジョンウォンとの仲を引き裂こうと策を弄するが、ことごとく失敗に終わっていた。

そんな出来事と前後してジョンウォンは、チワン(ヒョン・ウソン)という男性と、
街中で出会い、幾度となくちょっとしたトラブルを繰り返していた。

ヨンフンが勤める会社テヨングループは国内で屈指の食品メーカーであり、
ギョンジュは、その会社の創業者であるチャ・オクシム(イ・ヒョチュン)の姪にあたる。
だが姪とは言っても、テヨングループで実権を握っているのはあくまでも会長のオクシムであり、№2はその娘であるチャ・スンヒ( チョン・エリ→オ・ミヒ)と嘱目されていた。
しかしながら、チャ・スンヒは実の娘ではなく養女であったから、彼女にしてみれば、
それが唯一の引け目であり、
ギョンジュとチャ・スンヒは一つ屋根の下に暮らしながらも、後継者の座を巡って対立的な関係性にあった。

さて、そんな中、ジョンウォンとチワンは
幾度となく顔を合わせているうちに、運命の歯車に巻き込まれるかのように、
テヨングループ一族の後継者争いに巻き込まれて、不倫や殺人などの身に覚えのない濡れ衣を、ギョンジュやチャ・スンヒ、スンヒの夫のホン・ムノ(トッコ・ヨンジェ)から着せられる。
しかも、その殺人とは、ジョンウォンの夫のヨンフンを2人が不倫の果てに共謀して轢き殺したという酷いもので、
本当の犯人はチャ・スンヒだった。
この濡れ衣により、ジョンウォンとチワンは、それぞれ4年間もの間、刑務所に服役せねばならなかった。

ジョンウォンは刑務所の中で愛息、イェジュン(イ・ミンホ)を出産。
テヨングループ一族のせいで命を落としたのはヨンフンだけではない。
チワンの母親とジョンウォンの養母までもが彼らのせいで命を落とした。
そして、この後、物語が進むほどに明らかになるのが、
赤ちゃんの時に生き別れたジョンウォンの生母(実はオクシムの本当の娘)に対する、スンヒの一連の悪行である。

4年の実刑を経て出所したジョンウォンとチワン。
二人は自分たちから愛する者を奪い、酷い目に遭わせたギョンジュ、スンヒ、ホン・ムノへの復讐を心に誓うのであった。

ドラマ 偽りの雫 ネタバレ(結末)



結末は…復讐が無事に成し遂げられて、めでたしめでたしのハッピーエンドです。
復讐ものでも『銭の戦争』のように返り討ちに遭ってしまうバッドエンドものもあるので、最後まで目を離せませんが、このドラマの場合は、一応は敵を倒す事が出来ました。


ドラマ 偽りの雫 感想



これ以外にも、いくつか復讐ものを視ていて言える事は、この『偽りの雫』は、
復讐ものドラマの中では、脚本や演出のいい加減さでダントツかと思います(苦笑)
あれこれと突っ込みどころ満載で、数々の矛盾が、てんこ盛りでしたww

元々、復讐系ドラマに、さほどのリアリティを期待しているわけではないのですが、
それにしても、刑務所の中での暮らしぶりが、娯楽時間や食事の時間くらいしかなくて、
あの『福寿草』なんかに比べると、変で見劣りするんですよね。
おい!作業時間はないのかよ?!って思うし、
刑務所の中で出産と言っても、出産のシーンとか、生木を裂くように子供と引き裂かれるシーンとか全部カットですから…その辺、なんだかなぁ~ww

そして何よりも最大の突っ込みどころはなぜ警察に通報しない?!という拉致監禁のシーンが度々ある部分ですかね…。
まるで、このドラマの中の世界には警察なんか存在しないかのように、悪人に対して、全部、自分達の力で対抗しようとしていました。

ジョンウォンの生母ウネが、スンヒによって30年以上、どこかの施設に強制入院させられていて、ウネはスンヒに階段から突き落とされた時に頭を強打した後遺症で記憶を無くして幼い子供のようになってしまっている。
だからウネ自身は無力な存在で、スンヒにされるがままになっている。…というところまでは、まぁ何とか理解しようと思いますが、
その後、ウネが、テヨングループ一族が住む豪邸内で監禁されているという事実を掴みながらも、ジョンウォンもチワンも、その周辺の人達も誰一人、警察に通報しようとはせず自分達が自力で救出しようとする不自然さは、どう考えても現実離れしている。

後、刑務所で服役を済ませて出てきた4年後に、敵側との絡みでの成り行き上とは言えど、
あまりにも、あっさりと社会復帰を果たしていて…
仮にも殺人の嫌疑での服役だった割に、そんなにもスンナリな社会復帰は非現実的です。

他にも色々と突っ込む所はあるのですが、キリがないので、
他は実際にドラマをご覧になってのお楽しみ(?)という事にしておきましょう。

そして…このドラマの敵役のスンヒさんの役どころは大企業の創業者一族。
にも関わらず時々、衣装が安物っぽい時(これなら尼崎のSUZUTANあたりの方が、なんぼかええぞ!みたいなw)が度々あって、
そういう部分で、もしや低予算で作られたドラマなのかな?という印象を受けました。

だから申し訳ないけど、復讐系韓国ドラマとして、この作品にはB級の烙印を押させてもらいましょう!
でもまぁ、それなりに、楽しめる復讐劇ではありました♪

悪役の一人、ギョンジュ役のカン・ソンミさんのお肌がメッチャ綺麗でした!