こんにちはニコニコ
離乳食専門歯科衛生士のDH☆トモミです。

先日、毎月行っている離乳食と幼児食の検証DAYでした。
3組の乳幼児さんの食べる様子を観察させていただきましたが、毎回発見学びの連続ですびっくりマーク

初期前から手づかみ離乳食を始めるにあたって取り組んできた2歳の子。
初めて離乳食を口にする子。
ゆっくり手づかみ食べを進めている子。

そんな3組から見えてくる共通していることがありました。
それは様々な育ちの力です。

今日は手づかみ離乳食で赤ちゃんがどんな「育ちの力」を身につけていくか、お話ししたいと思います。


その前に、私のブログを読んでいただいてる方は、知っている方も多いと思いますが、
手づかみ離乳食とは、赤ちゃんが食べ物を手でつかんで食べる方法です。
スプーンやフォークなどの食具は使いません。
食べさせてもらうのではなく、赤ちゃん自ら食べるスキルを身に付けていきましょうOK

食べることは勝手に自然と身に付くわけではありません。
経験をどのようにどれだけ積み上げていくかで、お口の機能の発達へと繋がっていきます。




では本題の手づかみ離乳食で身につく「育つ力」は、次の5つですパー

①食べる力
手づかみ離乳食では、赤ちゃんが自分で食べ物を選んで、口に入れることができます。
それって、なんだか当たり前のように思う方もいるかもですが、スプーンで食べさせられてばかりいるると、”自分で食べる”という気持ちの衝動が少なくなってしまいます。


手づかみをすることは、噛む力や味覚や嗅覚などの感覚の発達にもよいことです。
また、食べ物の形や色や質感などを「視覚で認識する力」も高まっていきやすくなります。
さらに!

自分のペースで食べることができるので、満腹感や空腹感などの自己調節能力も身についていくので、食べる時は集中して食べることが増えていきます。


②運動能力
手づかみ離乳食では、赤ちゃんが自分の手で食べ物をつかんだり、持ったり、置いたりすることができます。

これによって、手指の大きな動きから細かい動きへと使い方の協調性が向上🌟ウインク

また、体全体を使って座ったり、立ったり、動いたりすることも増えるので、全身の筋力やバランス感覚も食を通じて備わってきますよ🧍


コミュニケーション能力

手づかみ離乳食は、赤ちゃんが自分の気持ちや意思をより表現することができちゃいます!
例えば、「これが食べたい」「もうおなかいっぱい」「おいしい!」などと言ったり、笑ったり、泣いたり。
まだおしゃべりができない赤ちゃんの発語や表情やジェスチャーなどのコミュニケーションが豊かになっていくのをみるのがうれしいひとときに💗


また、ママやパパや兄弟などと一緒に食事(共食)をすることで、赤ちゃんは観察模倣することで、食べ方を学んでいます。
なによりも、家族との絆や社会性も育まれますねニコニコ

④好奇心
手づかみ離乳食では、赤ちゃんが色々な食べ物に触れる機会がいっぱい!
これによって、新しいものに対する興味や探究心が刺激されるので手づかみ食べもグングン進みます。
また、自分で試行錯誤しながら食べ方を学習することで、創造力や問題解決能力も高まりまるんですよ。

いっとき流行った「地頭力」ってやつですね。

だいじ❢❢

この時に、スプーンなど食具を出してしまうと、

そちらへの好奇心が勝ることが多いので、手づかみ離乳食を進めていきたい場合は、食具を見せない出さないことの配慮も大切です。


⑤自信
手づかみ離乳食では、赤ちゃんが自分で達成感や喜びを感じることができます。

例えば、「自分で食べられた」「ママに褒められた」「おいしかった」などです。

これによって、自分の能力や価値を認める自己肯定感や自尊心が育ちます。

また、離乳食では失敗や挑戦も大事な要素です。 

その経験から逃げない粘り強さや勇気も身についていくのではないでしょうか?


以上、手づかみ離乳食で身につく「育つ力」を5つご紹介しました。
いかがでしたか?
これらのことから、食べる意欲がぐんぐん育っていきますよニコニコ

手づかみ離乳食は、赤ちゃんの成長にとって、とても素晴らしいなと思っているやり方の一つです。
こんな方法もあるんだと、是非参考にしてみてくださいね。


私の離乳食のモットーは「うれしい!たのしい!おいしい!」よだれ飛び出すハート
手づかみ離乳食を始めると、赤ちゃんもママもパパも、毎日の食事が楽しくなっちゃいます。

もっと手づかみ離乳食について知りたい方は、私のオンライン離乳食教室にぜひご参加ください。

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