やりすぎ!宮崎あおい&クドカン | 連ドラについてじっくり語るブログ

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昨日「少年メリケンサック」を見てきました。





どんな映画だったかというと……





監督・脚本の宮藤官九郎と主演の宮崎あおいのストレス発散映画でした!?





「篤姫」の撮影中に過密スケジュールになるのを覚悟でなぜこの仕事を受けたのか、映画を見てわかった気がします。





あくまで憶測ですが、大河ドラマでいろんなプレッシャーと戦いながら、神妙に品行方正の篤姫を演じるストレスをこちらの映画で発散したんじゃないでしょうか?




そう思えるぐらい映画の中で宮崎あおいはのびのびとハジケまくっています!怒る、泣く、喜ぶ、その感情表現は過剰なまでに豊かで、コメディ女優の才能をいかんなく発揮してます!!




でもそこまでやらなくてもなぁ…と思ったのも事実です( ̄▽ ̄)b





それは作品自体に問題があるからでもあります…





これは名脚本家クドカンが自身の脚本を自ら監督した作品です。だから好きに書いて好きに撮ることができた。日頃ドラマや舞台で制約に縛られながら脚本を書いているストレスをここでは思いっきり発散することができたわけです…





そのためクドカンらしくいいところがいっぱいあるにはあるのですが、やっぱり………




やりすぎ!






三谷にしろ君塚にしろ脚本家が監督すると良くない気がします。




優秀な脚本家ってMっ気があって制約があればあるほどいいものを書くんです!!




三谷の傑作の多くがワンシチュエーションものだし、クドカンの「タイガー&ドラゴン」は毎回落語ネタをもじらなきゃダメだったんですから……





ってわけでここでストレスを発散できたおかげで「流星の絆」という傑作が生まれたのかもしれませんね!?




あとこの映画には月9「ヴォイス」に出演中で今注目している佐藤智仁が出ています!





佐藤浩市の若い頃って役で目をギラギラさせながらパンクをやって印象的です。




彼が気になっている方は、ぜひご覧ください(^-^)b