父親2人の思いが切ない…「白い春」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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主人公に感情移入が持てるようになり、ジワジワと良くなってきた…





フジテレビ 火曜22時
「白い春」第5回

主演・阿部寛
脚本・尾崎将也
演出・三宅喜重





今クールのドラマで演技賞を選ぶとしたら…





助演男優賞は、このドラマの遠藤憲一でほぼ決まりかな…と思っていますが…





ここにきて主演男優賞も、このドラマの阿部寛になるのかな…と思えてきました…





それほど、ホントに可愛いらしい娘(大橋のぞみ)をめぐる実の父(阿部)と育ての父(遠藤)との争いは、






それぞれの思いが痛いほど伝わって、内容の濃いドラマになってきました…





今回は、
ついに自分を慕って優しくしてくれる少女が、実は自分が刑務所に入っていた間に生まれた娘だと阿部寛が知る回でした。





阿部は隠していた遠藤に怒り殴りつけますが…





遠藤も負けてはいません…




両親がいなくなり施設に入れられそうになった子供を、育ててきたのはこの自分だ…





第一、前科者のおまえに、娘をちゃんと育てることができるのか?
と、なじるのです!





真っ当な人間にならないと娘を自分のもとに迎えることはできない…





清掃員の勤め先で正社員募集を頼んでみますが、





やはり前科者のレッテルが付いて回ります…





絶望感にさいなまれる阿部。




もしも自分が刑務所に入らず、親子3人仲良く暮らしていたら…と空想するシーンは何とも切ないものでした…





一方の遠藤も、娘に自分が実の父親ではないことを、知られたくないため…





必死で阿部に近づけないようにするあまり、娘に嫌われてしまい…





ギクシャクした関係になってしまったことに悩みます…





これまで築いてきた幸せが崩れてしまうことへの、この男の怯えも痛いほど分かります。
( ̄▽ ̄)b





この2人の演技の良さに加えて…





やはり大橋のぞみの変な子役くささのない…のびのびと素直な演技が光っています…





キリンが見たいから阿部がアフリカへ行ってしまうと聞かされ、





阿部の住む屋上にキリンの絵を書く姿なんて…





何ともいじらしく…
この子をわざと自分から遠のけなくてはならない…
阿部の無念さが引き立つのです!
(-_☆)キラリ





この子が真実を知ったら、どうなってしまうのでしょう…?





次の展開が楽しみです!!





ちなみに今回の視聴率は…




11.8%(前週比-0.7%)





もう11~13%くらいで安定すると思います…





10%割れはないでしょう…
たぶん(^-^)b