連続性を強調…「ザ・クイズショウ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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1話完結の色がこれまで強かったのですが…





視聴率が悪いせいか…連続性を意識的に強調し始めたのが…





日本テレビ 土曜21時
「ザ・クイズショウ」第5回

主演・櫻井翔
脚本・及川拓郎
演出・南雲聖一





これまで毎回オープニングやラストにチラつかせていた、





このドラマ全体の仕掛け…
MCの神山(櫻井翔)は記憶喪失で普段はどこかに監禁され、番組の時だけスタジオに連れて来られ司会をやる…





恋人らしき女性が死んだ時の記憶が断片的によみがえると、神山は頭が痛くなる…





これまで番組に登場した解答者は、皆その場に居合わせた人たちらしい…





ディレクターの本間(横山裕)は神山と死んだ女性とも知り合いで、神山にその時のことを思い出させるために、この番組をやっている…





といったことを、改めて強調し、このドラマは1つのことに向け進んでいるドラマなんですよ…





というのを明確にするため、オープニングとラストにいつも以上に時間を割いている回でした。





そのため、解答者の外科医(石黒賢)は割とあっさりと、怒ってスタジオから出て行こうとする事なく…





最終のドリームチャンスまで一気にいきました…





面白かったのは、この外科医、ゴッドハンドと呼ばれていて…





ドラマ「ゴッドハンド雅」(明らかに「ゴッドハンド輝」を茶化してパロったもの)の監修をしてるという設定だったこと。





患者に手をかざして治す「ゴッドハンド輝」をパロった映像はCGまで使っていて…このスタッフの洒落っ気を感じました。





しかもこの外科医の設定自体が「白い巨塔」の財前教授のパロディにもなっていました。





廊下をゾロゾロ引き連れて歩くシーンとかね…
(^-^)b





それと見殺しにされる前任教授を演じていたのが、「白い巨塔」の時、大河内教授を演じていた品川徹さんだったのも、狙いだったんでしょうか?





まぁいずれにしても…
今回で更に





本間が神山と死んだ女性とクラスメートだったこと…




編成局長(榎木孝明)とプロデューサー(真矢みき)は過去に怪しい関係があったらしきこと…





あと3人解答者が決まっていて、その人たちの調査もほとんど終わっていること…





本間はこのテレビ局に有力なコネで入っていて、誰もその暴走を止められないこと…





などが、わかりました。





結末への興味が高まることで、視聴率が上がるか?
視聴率は明日お伝えします…