毎回必ず心に残る印象的なシーンが用意されていて…
職人芸的なドラマ作りのうまさを感じさせてくれるのが…
フジテレビ 火曜22時
「白い春」第6回
主演・阿部寛
脚本・尾崎将也
演出・小松隆志
今回は刑務所帰りのため、働き口を見つけられない阿部寛を…
大口の仕事が入り、人手が必要となったパン屋の遠藤憲一が雇うことになるという回でした。
あれほど実の娘のように育てている大橋のぞみに、実の父親である阿部寛を近づけまいとしていたのに…
真面目に働こうとしている姿勢を認めてか…
「パン屋がそんなに偉いのか!?」という挑発に乗ってか…
意外な展開になりました…
これが阿部に好意を寄せる吉高由里子と、
遠藤に好意を寄せる白石美帆の心に…影響を与える展開になっていきそうです…
このドラマは毎回、のぞみちゃんの子役くささのない素直な可愛いさを、
うまく生かしたシーンがあるのですが…
今回は、授業参観に遠藤が来れるのが、体育の授業の日で…
逆上がりのできないのぞみちゃんは、何とかその日までにできるようになりたいと…
懸命に練習、そこに通りかかった阿部が手を貸して、できるようになるというシーン。
この「手を貸す」というのがポイントで、つい補助してしまった阿部は…
遠藤に「娘にさわるな!」と言われたのを思い出し、ためらってしまう…
でも、もうちょっとでできそうな時、持ってるカバンで足を押すというシーンでした…
前科者の負い目を背負う阿部の心情が伝わる…いいシーンでした。
こういうシーンが一つあるだけで、がぜん主人公への思い入れが視聴者の中で高まるんですね!
(^-^)b
そこがこのスタッフは実にうまくやっていて、感心します!!
視聴率は…
11.9%(前週比+0.1%)
ある意味安定してますね…
安心して見ていられるドラマです!!
(^_^)/