ここのところ、加害者の少年の母親(稲森いずみ)の頑張りぶりが立ちすぎて…
ちょっとどうかな~と思っていたのが…
日本テレビ 水曜22時
「アイシテル~海容~」第6回
主演・稲森いずみ
脚本・吉本昌弘
演出・吉野洋
しかし今回は、稲森いずみが受けの演技が多く、
脇役の人たちが立つ回で、久々に見ごたえがありました!
(^-^)b
このドラマが優れているのは、地味ながら脇にしっかりと演技のできる実力派を揃えていることなんです…
今回で言うと…
婚約が破談になってしまった稲森いずみの妹役の田畑智子。
やるせない怒りを姉にぶつけるシーンには迫力がありました…
優等生の姉のようになれ…とずっと言われ続けてきた妹が、やっと自分の力でつかもうとしていた幸せを…
甥が起こした事件のとばっちりで壊されてしまった
無念さがよく伝わる演技でした!!
仕事が見つからない憂さ晴らしに飲んで暴れ、
留置所に入れられた稲森いずみの夫(山本太郎)を、倒れた姉に代わって引き取りに行ったあと…
やさぐれている彼に、これまでの不実をなじるシーンも、この夫が変わる大事なところで…
ここでも田畑智子の演技が光っていました!
(^-^)b
この女優さんは、決して美人ではありませんが、実力は以前から高く評価されていて…
すでにこの年齢で堂々たる名脇役です!!
さらに稲森、田畑の母親役の藤田弓子がまた良いんです…
娘たちへの気づかい、女手一つで育ててきた芯の強さが十分伝わり、
さりげない演技がさすがベテラン!と感心させられます!!
とかく演技をしすぎてしまうきらいのある山本太郎も、今回は息子と面会するシーン
良かったと思います…
あと忘れてはならないのが…被害者の少年の父親役の佐野史郎。
抑えた演技で悲しみ、怒りを表現する…
やはりうまいですね…
深い演技を見せてくれています…
納骨の前夜、亡き息子に語りかけるシーンには、
遺された家族を支えていかねばならない父親の思いが、よく伝わり胸を打たれました。
こういった脇の人たちの好演で、充実したドラマになってます…
さて視聴率ですが…
13.9%(前週比-0.9%)
首都圏に新型インフルエンザ!の速報で
報道ステーションが18.2%も裏で取ったのにダメージが少ないというのはすごいです!!
固定ファンをがっちりつかまえているからですね!
(^-^)b