部下を立ち直らせるボス…「BOSS」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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毎回天海祐希演じるボスの「男前」っぷりに惚れ惚れするのが…






フジテレビ 木曜22時
「BOSS」第8回

主演・天海祐希
脚本・林宏司
演出・光野道夫






これまでにもチラチラと、それらしきシーンがあって、いつかはそれがメーンとなる回があるんだろうな…





と思っていたのが、玉山鉄二演じる片桐が、何か過去にあったことのトラウマで…






銃を撃てなくなってしまっていること。






今回はその真相が明かされ…それを克服するという話





片桐が誤射して死んだチンピラの恋人(小西真奈美)が、元オリンピックの射撃選手で…
(また随分と強引な設定ですが…)






誤射事件に関係した人物が狙われる…






しかもそれは誤射が起きてもおかしくない状況を作り、誤射を隠ぺいした警察幹部(相島一之)。






犯人に人質にとられ、銃を突き付けられたその幹部を土壇場で救うため…






片桐は銃をまた撃てるようになるという皮肉…






そのへんを苦みのある憂い顔で、玉山鉄二が好演しました…






玉山は以前は甘ったるいマスクで甘ったるい演技をする人でしたが…





NHKで緒形拳と共演した「帽子」や映画「手紙」などでの好演を経て…





いい役者になったなと思います。






「天地人」での景虎役も悪くなかったし、最近のタマテツ好調です…






この「BOSS」というドラマは、何と言っても天海祐希の存在が輝いてる作品ですが…






それを取り巻く男優陣も、実はナイスアシストをしていて…





玉山もそうですし、
相島の憎々しさもいいし、
塩見三省の本庁刑事の渋さもいいし、
温水洋一のヤマムーのダメオヤジっぷりもいいし、






特にいいのが、竹野内豊の野立参事官。
仕事はできるキレ者ながらキザでC調(←死語?)で女好き…しかもやたらヤマムーに冷たいドS!
(^_^ゞ






竹野内豊、よく吹っ切れたな~って感じの、ノリノリな役作り。






軽やかで天海との良いコントラストになっていて…





こういう役の方がシリアスな役より良いんじゃないかと思えるほど…





「BOSS」好調です!!