皆さんはNHKで放送されたドラマ「ハゲタカ」をご覧になったことはおありでしょうか?
まだ無いという方は、ぜひDVDでご覧ください!!
NHKにも、こんなにテンポがあってスリリングなドラマがあるのか…と認識を新たにされることでしょう!
海外で賞を獲りましたが、ホントよくできた作品なんです!!
何しろ大森南朋という映画では主演しても、およそテレビドラマでは主演しそうもない人を起用しているところがすばらしい。
準主役の柴田恭兵も最近出てない人だけに新鮮です!!
他にも、松田龍平、栗山千明、中尾彬、嶋田久作らクセ者ぞろい…
とにかく村上ファンドやライブドアがやったことを、うまくドラマに持ち込んで、
企業買収のシビアさ、そこに生まれる葛藤を人間ドラマとして昇華させた、脚本林宏司の手腕にも敬服します!!
そんなドラマ「ハゲタカ」の続編が映画「ハゲタカ」として、現在公開されています。
NHKのドラマが映画化されるのは異例のことで、それだけ人気と評価の高さか゛わかります!!
(^-^)b
映画で主人公鷲津の前に立ちはだかるのは…
中国残留孤児3世で、中国政府の資金をバックに、日本の自動車会社を買収しようとする「赤いハゲタカ」こと劉一華(玉山鉄二)。
この玉山の演技が、哀れな最期のシーンをはじめ、実に良いんです…
この人の憂い顔というのは…武器ですね!
悲しい生い立ちに根ざす、どんなに金を手にしても消えない憂いを、しっかりと演じていて…
いい役者になったなぁ~と感心して見ました。
それとこの映画で注目は、買収されそうな自動車会社の派遣工を演じる高良健吾。
「蛇にピアス」にも出ていた人ですが、この人目に力があって、この先伸びていく役者です!!
今回も玉山に大金を恵まれ、要らない!!と放り捨てると拾わされるシーンは、印象に残るシーンでした…
映画では既にいい役をやっていますが、そのうちドラマにも起用されると思います。
高良健吾。
覚えておいてください!!
(^-^)b