草なぎ剛の極道ぶり…「任侠ヘルパー」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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草なぎ剛という人のすごさは、演じる役の人物にスルリとなりすましてしまうこと。







同じSMAPの木村拓哉や中居正広が何を演じても、キムタクらしさ、中居君らしさが出てしまうのと違って…







その役になりきってしまうんです…







そして今回演じるのは…
ヤクザ!







時代遅れのヤクザが、今その人手不足が社会問題になっている介護ヘルパーをやるはめになるというのがミソのドラマ…







フジテレビ 木曜22時
「任侠ヘルパー」第1話

主演・草なぎ剛
脚本・古家和尚
演出・西谷弘







草なぎ剛演じる翼彦一は、広域暴力団隼会の六本木支部の組長。年寄りからオレオレ詐欺で金を巻き上げ、それをシノギにしている。





暴力団も金を稼ぐのに苦労しているというのが、いかにも現代的な設定…






そんな中、会長の葬儀をきっかけに集められた各支部の組長や組員は、幹部(松平健)の命令で介護施設のヘルパーをさせられることに。






ちゃんとヘルパーの仕事をしたヤツを幹部に昇格させるというのが条件なので、皆しぶしぶやらざるをえない…







あり得ない設定ですが…
まぁそんなことがあったら面白いことになるだろうな程度のこと。






腹を立てるまでもありません…






ただ、介護施設をひどいところみたいに描きすぎるのは、ちょっとどうかとは思います…






今回は認知症で彦一を息子と思い込んでしまう老女(池内淳子)との話。






彦一はこのおばあさんの息子のふりして金を巻き上げてしまいます…






ラストは心が痛んで他の施設に移るおばあさんに、こっそりお金を返すのですが…






変に甘ったるい感傷を入れないところが良いと思いました。






線の細い草なぎ剛がヤクザってどうなんだろうと、見る前は思ってましたが…






なかなかやるな…と思いました。







幹部の松平健の押し出しの良さが大物ヤクザっぽく…





介護施設のフランチャイズ化をすすめているやり手の女社長を夏川結衣が、したたかな感じで演じていて、今後に期待が持てます!!






介護という重いテーマをどう扱うか…そこにかかっているように思います…
( ̄▽ ̄)b