うーん、
イマイチ盛り上がりに欠けて、何か肩透かしをくらったような最終回だったのが…
TBS 土曜19時56分
「MR,BRAIN」最終回
主演・木村拓哉
脚本・蒔田光治・森下佳子
演出・福澤克雄
前回では、さもすごい犯人みたいな描かれ方だったのですが…
今回いざフタを開けてみると、それほどでもないんですね…
そこががっかりポイントで、結局ウラで犯人を操っていた武井(市川海老蔵)は、最後までシッポを出さずじまい…
海老蔵の九十九の追及をケムにまく時の濃~い演技は見ものでしたが…
どうもこのドラマ、映画化される話ができているようです…
そちらに今回捕まえられなかった海老蔵も出るんでしょうし…
初回にちらっと出ていた広末涼子も、出るそうです…
だから科捜研のセットも、東宝の撮影スタジオに組んだんでしょうね?
総じてこのドラマ、豪華な割に心に響くものが少ないドラマでした…
主人公が脳科学者なので、無理に脳に関連した要素をストーリーに盛り込もうとする努力は認めますが…
それがうまくいっていたとは言いがたいものでした…
稚拙なトリックや、犯人逮捕への罠はもうちょっとどうにかならなかったのか?と思うのばかりで…
脚本がとにかく悪く…
演出も凝ったものを撮ろうと力の入りすぎ…
キャストもムダに多すぎ…
セットも広すぎ…
過剰ぞろいのうすら寒さのつきまとう作品でした…
主演のキムタクについて言えるのは…
もう長髪の若作りはきついこと…
「華麗なる一族」のようなじっくり見せる大人のドラマへシフトチェンジした方が良いことを痛感しました…
しかし…
作品はどうあれ…
この視聴率的には厳しい枠でも平均20%達成!というのは…
改めてキムタクの底力を痛感させるものでもありました…
何やかや文句言いながらも見ていた人が沢山いたんでしょうね…
きっと…
(^-^)b