日本てその頃まだそんなだったんだなぁ~って、感慨を持って見ることができる…
TBS 日曜21時
「官僚たちの夏」第3話
主演・佐藤浩市
脚本・橋本裕志
演出・平野俊一
初回は国産車を…
前回はテレビ、コンピューターを…
将来を見据えてどんどん生産して行こうという話でしたが…
今回は、戦後の復興期にどんどん生産し、アメリカへも安く輸出するようになった綿製品の話。
地方から集団就職で上京した若者たちを労働力に、生産は更に上向きになっていくんですが…
アメリカから輸出の自主規制を求める横やりが入ります…
( ̄▽ ̄)b
それを受け入れれば、輸出に頼って生産している繊維会社に倒産が続出するのは必至…
新たに通産大臣になった池内(北大路欣也)は、着任するなり自分と同じ国際通商派の玉木(船越英一郎)と片山(高橋克典)を海外赴任先から呼び戻し…
繊維局長と綿業課長の要職に就かせます…
それに対抗して国内産業派の風越(佐藤浩市)は、自分の部下の鮎川(高橋克実)を繊維輸出課長に、庭野(堺雅人)を大臣秘書官に送り込み…
池内や玉木の動向を探らせます…
何とか輸出規制を避けたい風越たちと、アメリカとの関係をこじらせないよう、最小限の犠牲はやむなしとする池内たち。
苦渋の末、玉木は早期輸出規制を決めます…
1人1人が主役をできる人たちによる対立劇は見ごたえのあるもので、これまで3回の中でも最高の出来でした。
しかし、アメリカはふざけた国ですよね…
この頃は東西冷戦の最中で日本はソ連、中国、北朝鮮の脅威から守ってもらわなければならかったので…
まだ屈辱的な外交だったんですね!?
戦争では負けたが、経済の戦争では負けてたまるか!という思いが発奮材料になって、日本の高度経済成長は生まれたってことが…
改めてこのドラマを見ると学ぶことができます…
(このドラマで唯一不満は堺雅人の髪型…ボサボサすぎでしょ…大臣秘書官に見えませんよ)
前回は都議選のあおりで、10%を割ってしまいましたが、今回は2けた復帰できること願ってます…
結果はまた明日…お伝えします。
(^-^)b