メンバー全員が何本も連ドラの主演をしているSMAPの中で…
一番「上手い」役者は草なぎ剛だと私めは思っています…
その役柄になりすます憑依型の演技には、今回更に磨きがかかっていて…
当初ヤクザ役はどうかなぁ?と懸念しましたが…
それは余計な心配に過ぎなかったと回を重ねるにつれ強く思うのが…
フジテレビ 木曜22時
「任侠ヘルパー」第5話
主演・草なぎ剛
脚本・古家和尚
演出・石川淳一
今回は草なぎ剛演じる彦一を子供の時置いて男と駆け落ちしたさくら(倍賞美津子)が登場しました。
その男、小沢は今や左半身が不随で、さくらは自宅介護の日々。
介護疲れのさくらは自殺未遂を起こし…入院。小沢は彦一の働くタイヨウに預けられ…
さくらじゃないと介護させないと駄々をこねる小沢に弱った和泉(山本裕典)はりこ(黒木メイサ)と彦一を連れさくらのもとへ。
顔を見るなり自分を捨てた母親だとわかった彦一は、ものすごい形相でさくらをにらみつけます。
この時の草なぎ剛の目の鋭いこと!!
憎しみの溢れる表情のすごさに驚きました…
実の息子がいるとは知りつつも、さくらはタイヨウに寝泊まりし甲斐甲斐しく小沢の介護を始めます…
苦々しくその姿を見守る彦一。
結局、過労で倒れたさくらを見舞ったとき、いつか彦一を迎えに行こうとずっと思ってたこと、ここまで自分を小沢が支えてくれたことを聞かされます…
さくらの代わりに小沢を介護し、トイレに座らせた彦一に小沢は、お母さんを奪って申し訳ありませんでした…と詫びます。
扉の外に出て彦一は涙ながらに、母をこれまで支えてくれてありがとうございました…と礼を言います。
ここに至るまでの彦一の心の流れを、草なぎ剛は申し分ない演技で演じきり、感動的なシーンに高めてました!
りこが指摘したように、彦一の桜の刺青は母親の名前に由来していたんでしょうね…
このドラマは言葉で言わさず、彦一が実は情にあつい男だとわからせる演出がうまいですね…
ところで前回その刺青を見てしまった夏川結衣は、どうも若年性アルツハイマーで忘れてしまったらしい…
どうなっていくんでしょう…
気になるところです!
今回も介護疲れの自殺問題という現実にも多発しているエピソードでしたので、視聴率も高かったのでは…と思います…
その報告は後ほどまた…
(^-^)b