介護というのは、単に高齢者だけの問題ではなく…
介護する側にとっても深刻な問題になっているわけで…
そんな広い年代層にとって他人事ではないテーマを、まじめにストーリーに組み込んでいるのが…
フジテレビ 木曜22時
草なぎ剛主演
「任侠ヘルパー」第7話
今回のテーマは…
母1人娘1人で暮らすアラフォーの自宅介護。
母にとっていい娘であろうと、自分を犠牲にしても働きながら母(江波杏子)の介護に努める娘(西田尚美)。
ありがちでリアルな設定を、江波、西田が好演するので身につまされながら見ました…
特に相談相手になってくれそうな男性と食事を楽しんでいる時に、
母から何回も着信があり、心配して帰ると、テレビのリモコンが見つからない…
ということでしかなく…
これまで我慢を重ねてきた娘もついにキレて、包丁を手にするところは…
現実にも介護疲れによる殺人事件は多発しているので…
こんな感じで起きるんだろうな…とゾッとしました。
( ̄▽ ̄;)
間一髪、飛び込んできた彦一(草なぎ剛)が包丁の刃をつかんで止め…
「いつまでいいコでいるんだ!てめぇの人生だろ!!」と諭して、娘は母をタイヨウに預けることになるわけですが…
親と同居しているアラフォー独身者が昔に比べ、すごく増えた昨今…
深刻な問題ですよね~
この日はバレーボールが放送延長で30分遅れでスタートしたにもかかわらず、15%超えの視聴率。
テーマが良かったのでは…とも思います…
そして毎回ネタが小出しにされる羽鳥晶(夏川結衣)の過去。
晶も認知症の母の介護に耐えられなくなり、男と逃げて母を見殺しにしたことがわかりました…
晶が介護の仕事をしているのは、母への懺悔の気持ちからなのかもしれませんね…
( ̄▽ ̄)b