ママさん女優になった篠原涼子久しぶりのドラマ主演は、「anego」や「ハケンの品格」のスタッフによる作品で…
まるで2作品の同窓会のように、あの人もこの人もチラチラと出ていて、それが楽しくもありました…
(^-^)/
日本テレビ 23日21時
「働くゴン!」
主演・篠原涼子
脚本・水橋文美江
演出・南雲聖一
今回、篠原涼子が演じたのは凄腕の報道記者、権俵よし子、通称「ゴン」。
颯爽と事件現場に現れ、犯人と直接交渉し、説得し逮捕に至らせるというモノすごい記者…
ところが、ゴンには弱味があって…
実は職場では内緒だが、夫が愛人を作って逃げてしまい、2人の息子を働きながら育てなければならなくなっているのです…
しかも、これまで家事や子育ては夫任せだったので、ゴンはどちらも大の苦手…
悪戦苦闘の日々となってしまうのです!
この公私のギャップを篠原涼子が鮮やかに演じ分けてみせ、
連続ドラマ化すれば、権俵よし子は「ハケンの品格」の大前春子同様、篠原涼子の当たり役になるように思います…
篠原涼子自身、母親になったことで、演技にふくらみが増したように思いました…
子どもにできない約束はしないで…と叱られるところや、何で働くのか?…聞かれるところとか良かったですね…
息子2人がまた良かった…下の子ども役は「アイシテル」のキヨタンを演じた佐藤詩音。
あの舌っ足らずな口調で、母親を問い詰めるのは無邪気な子どもの怖さを感じさせました…
そして今回感心したのが上の子ども役の森本慎太郎。
ジャニーズjrの子で「恋して悪魔」にも出てましたが…
母親や弟を思いやる、よくできた長男をしっかり演じていて、
その澄んだ瞳といい、ただの子役ではない未来の大物感を漂わせていました…
12月公開の映画で主演しているそうですから、今から注目すべき子かもしれません…
今回は働く母親と子どもとの関係に絞って、まとめていて…
痔になるところ以外は、笑いの要素が少ないのは物足りなかった気がします…
視聴率は10.4%と、いまいちでしたが、連続ドラマとしてやってほしい作品です!
その場合は「ハケンの品格」の時の大泉洋のような、ケンカ相手がほしいですね…
今回、その存在がいないのが、物足りませんでした!
( ̄▽ ̄)b