樋口可南子キレる!「小公女セイラ」初回批評 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いいですよ…樋口可南子の学院長。期待以上です!






このドラマの成否は、主人公をいびる側がどれだけやってくれるかにかかっているので、その点は文句無しの初回でした!






TBS 土曜19時56分
「小公女セイラ」第1話



主演―志田未来
脚本―岡田惠和
演出―金子文紀






いや~それにしても長いって!!
2時間は!!






普通に始めるか、15分か、せいぜい30分延長でいいのに…






最初の方のインドロケが、せっかく行ったからか、長い…長い…






なんでここにいるインド人の子供たち、みんな日本語がわかるんだろう?とか、

インド人のメイドのセリフがアフレコで日本語だから、口の動きが合ってないとか、

お父さん役の人、ヘタだなぁ~、なんでこの人なんだろ?(ミュージシャンらしいですね)とか、






余計なことが気になってしまいました…






面白くなってきたのは、セイラが日本に来てから。特にお父さんが死んで、メイドに転落してからは怒涛の面白さ!






まず第一に樋口可南子の学院長の屈折した陰気さ、同級生だったセイラの母(黒川智花)へのコンプレックスから来るセイラへの憎悪の執念深さがナイスです!






セイラの母に「女の子は誰でもプリンセスなのよ」と昔言われたのを思い出して、「無理!」って一言言うのが何とも良かったのと、




斉藤由貴演じる何もかも姉より劣る妹とのボケ突っ込みのやりとりが絶妙でした!





この調子で憎々しくやって欲しいですね…





斉藤由貴の妹がまたナイスキャラで、姉に毒づかれたあと、自分の部屋で酒飲んでくだを巻くところとか、今後もお約束で出てきそう…





そして敵役キャラでは、メイドになったセイラをこき使う使用人夫婦(大和田伸也、広岡由里子)が徹底した小ずるく悪いヤツで、ドラマを盛り上げてくれています!
(^-^)b





ただ生徒の中で真理亜という意地悪キャラがいるのですが、この子はまだ遠慮ぎみ…





次回あたりからやってくれそうですがね…
(両親が年寄りでホントはひろこという名前をつけられたっていうのは笑いました)





あとこのドラマで注目は、使用人カイト役の林遣都。映画では主演もしてますが連ドラ出演は初めてでなじみのない人だと思いますが…





最近の若者にない清々しさというか独特の雰囲気を持った人です!ある種おとぎ話のようなこのドラマにもうまくマッチしてますので注目して見て下さい。
(^-^)b






もう1人、ナイスキャスティングはフランス語教師役の田辺誠一。この人はこういうキザな役が似合いますね…





というわけで、今後面白くなりそうな要素はありますが…今回の評価は長すぎたのもあって…5





視聴率は次の記事で他とまとめてお知らせします!!