今クールのハマり度No.1ドラマ…「JIN-仁-」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今クールの連続ドラマで見ごたえの面から言うと、「不毛地帯」や「ギネ」もいいけど、






ハマり度ではダントツNo.1なのが…






TBS 日曜21時
「JIN-仁-」第3話




主演―大沢たかお
脚本―森下佳子
演出―山室大輔






もう一度ハマったドラマって、タイトルバックの音楽聞くだけで…鳥肌が立つって言うかワクワクしちゃうんですよね…






このドラマもそう…今回も出だしからテンポよく話が進んでいきましたね…






西洋医学所の緒方(武田鉄矢)らの助けを借りてコレラの治療と感染防止に乗り出した仁(大沢たかお)。






患者に点滴をするために、こんなものは無いかと聞きます。






驚くことにゴム管は医学所に少ないがあるらしく、あとは液を入れるガラスの容器と注射針を作ればできるということに…





容器はガラス職人が(確かにもうガラスありましたもんね)
注射針は何とかんざし職人が細工して作ることに…






江戸時代に点滴ができてしまうなんて…





こういうところが医療ドラマとしての、このドラマの妙。






おかげで喜市(伊澤柾樹)も緒方の弟子の山田(田口浩正)も助かるんですが…






今度は仁がコレラにかかってしまいます…





ここからは咲(綾瀬はるか)が孤軍奮闘…
危篤状態の仁に、以前教わった大腿部の静脈注射までやりとげてしまうんです…





咲の懸命な治療のおかげで仁も助かります…





しかし…





喜市の母のタエが辻斬りにあって、殺されてしまいます…






母の亡骸の傍らで…
「人はいつかは死ぬもんだから…」なんて子供らしからぬことを言う喜市。






「先生には悪いけど、おいら助からなければ良かったよ…」






(泣)
喜市~そんなこと言うなよ~






なんて悲しい表現でしょう…






せっかく馬の事故から救ったタエは、違う原因で死に、コレラから救った喜市は、母を失った悲しみで自分も死ねば良かったなんて言う…






仁にとっては大ショックですよ…そりゃあ。






自分は思い上がってた…

自分が江戸時代で何かやってしまうと、歴史を変えることになるとためらってたけど…

歴史はもっと強大で、助けたタエは死んでしまうし、自分がやってるのはちっぽけなことなんだと…






そんな無力感にかられる仁を咲の言葉が救います。






咲も先生に運命を変えていただきました…でも咲は生きておりますよ…と






うん、咲ちゃん、ナイスフォロー。
仁が未来から来たって告白をどこまで理解したかわからないけど…(汗)






今回も綾瀬はるかびいきの私には、大満足の回でありました。
ありがとうございます!!





しかしクライマックスに必ず流れる音楽も壮大な感じでたまりませんね…






結局、仁は髪も昔風に変え、ペンも筆にして、江戸時代で人を救うことに励む覚悟を決めます!






晴れやかな仁の笑顔に救われました!






坂本龍馬(内野聖陽)の考え方を変えるのに仁が影響を与えたなんて…こういうタイムスリップものの醍醐味ですね!
(^-^)b






今回も内野龍馬は熱かった~
あまりにインパクト強く龍馬を演じてるんで来年の大河で龍馬をやる福山雅治はやりづらいんじゃないかとすら思えてきました…






あと、兄(小出恵介)に帰って休めと言われた咲に、ここで最後まで戦えと差し入れを持ってきた母の麻生祐未も良かったですね…





武家の母の厳しさと秘めた優しさを品よく演じていて、今回の麻生祐未はいいです!






まぁ…とにかく、今クールこれだけは見るよう周囲に言って回ってるんですが、このブログを読まれて、まだご覧になってない方は、今からでも見ていただきたい作品です。






今回の評価は…9






満点はまだ取っておきます…
もっと感動する回がこの先ありそうなんで…
(^-^ゞ