「東京DOGS」第2話視聴率速報&感想 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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もう前回や放送前の予想記事で、キャストと今回の題材についての文句は散々書きましたので…






今回はもう書かないことにします!
( ̄▽ ̄)b






あくまでもドラマ自体の感想を書きたいと思います…





フジテレビ 月曜21時
「東京DOGS」第2話




主演―小栗旬、水嶋ヒロ
脚本―福田雄一
演出―成田岳






うーんしょぼん
今回見て何を一番感じたかと言えば、小栗旬と水嶋ヒロの役者としての力量の差ですかね…






水嶋ヒロに決して才能が無いというわけではなく、場数の違いですね…これは。





映画や舞台で小栗旬がいかに鍛えてきたかが、よくわかるんです!






それが一番出ているのが、小栗旬演じるエリート堅物刑事、高倉奏のマジボケぶり。






真面目な顔してくだらないことを言う時の間のうまさ……

弁当屋で店のオススメでなかった餃子を頼んだマルオ(水嶋ヒロ)をなじるところ
記憶喪失の由岐(吉高由里子)がドラえもんについて話したので、いろいろ質問して試すところ

由岐がかくまわれている部屋で、かくまうことになった少年に、観葉植物相手に夢中で護身術を教えるところ






そういうところで見せた緩急自在な演技。ちょっとした間で笑いを生むテクニック。阿部寛が得意とするマジボケを見事に小栗旬も、自分のものにしているんです。





まぁ、すでに藤原竜也と共演した井上ひさしの舞台「ムサシ」でも、このマジボケはやってましたから、お手のものになりつつあるんでしょうが…






対する水嶋ヒロには、そのへんの演技のメリハリに欠けるところがあって、






せっかく脚本家が狙ったセリフも、一本調子なのと、早口なのに声がこもるのとで、笑いにつながらないところが、かなりあるんです…






だからコメディって難しいんですよね…





マルオは女好きなキャラってことになってますが、





そのキャラがあまり立ってないのも、ただハイテンションな一本調子演技だからで、






普段をもっと硬派っぽくして美人の前ではだらしなくなるとか、演技に工夫が必要では…と思うんです…





(まぁ~そもそもそれを水嶋ヒロにやらせる方に問題があるんですが…それは言いっこなしで)






まぁ力量のある人ですから、回を重ねるにしたがって良くなっていくのでは…と期待してます。






あと脚本家の狙いを活かせていないってことでは、大塚寧々演じる係長が、部下の言うことには反対するのに、課長(三浦友和)がそれに賛成するとコロっと手のひら返して賛成するパターンも…






いまいち手のひらの返し具合を大塚寧々がはっきり演じないのと、間が単調なので笑いにつながってません。






東幹久はいつもの残念キャラですが、今回とかはあまり活躍の場なし…





ヘタレ加減ではマルオの弟分の堀川(勝地涼)の方がヘタレで、この役もまだうまく笑いにつながってません。






ってわけで、このドラマはもっと面白くなりそうなのになれてないもどかしさが、見ていてストレスになるドラマです…





「シリアスコメディ」って言うか、これじゃ「ストレスコメディ」です…
(^-^ゞ






今回の評価は…6





そして視聴率ですが、






実は今回、下がるのでは…と思ってましたが、
ごめんなさい…m(__)m






18.2%
(前週比0.5%)
( ̄0 ̄)/






ほぼキープしました…

がっかりした人が少なかったからか、

裏のTBS「月曜ゴールデン」がドラマでなく格闘技(10.2%)だったからか、






そのへんの答えは次回に持ち越しですね…
(^-^)b