イヤ~怖かった~っ!
藤原紀香の柊先生が壊れちゃって、ラストは笑っちゃうぐらいすごいことになってしまったのです…
何かエラい方向に今回を境に走り出した感じなのが…
日本テレビ 水曜22時(野球で50分繰り下げ)
「ギネ~産婦人科の女たち」第4話
主演-藤原紀香
脚本-大石静
演出-久保田充
これまで主人公柊奈智(藤原紀香)は、感情を表に出さず無愛想で、母が自分を産んだ直後死んだためか?やたらと過剰なまでに命にこだわるってキャラで…
どんな子供だろうと(奇形とわかってても)産まなきゃと強制し…
指導医なのに基本、研修医の玉木(上地雄輔)はシカト。まるでロボットみたいで、視聴者が感情移入しにくい人物だったわけです…
バツイチで息子を育てるってわかっても、それは何ら改善されないまま…(息子への愛情がイマイチ感じられない)
そんなロボット紀香が、ついに今回人格が壊れ大暴走…
さらに視聴者をどん引きさせてしまったわけです…
話は出産時と産後と二度異常出血した徳本さん(西田尚美)が、その原因もつかめず手術にふみこめない内、突然また出血、急死してしまうというもの。
いつも、いろんなエピソードを盛り込みすぎるこのドラマが、初めて1つのエピソードだけをじっくり扱いました…
前日まで元気に家族と会話していたのに、突然の死。
柊は狂ったように心臓マッサージをし、駆けつけた娘は「お母さ~ん、お母さ~ん」と泣き叫び続けます…
あんまりうるさいので、他の患者さんもいるんだからドア閉めて中で泣けば…と気になってしまったほど…
この病院では10年ぶりという母体の死亡。柊の受けた心の傷は半端ではなく…
主治医なのに、遺体が病院から出る時見送らず…
一晩泣いて吹っ切ったげに見えた翌日は、前に進みたいので徳本さんのことは忘れると経過報告書を書くことを拒否。
不気味に機嫌がよく、患者にも愛想よくし、廊下で鼻歌まで歌う…
(-゜3゚)ノ
とはいえ、いざ分娩って時に院長の娘でやたらドライな研修医(本仮屋ユイカ)が、徳本さんの出血原因について話すもんだから…
分娩中に吐きに行っちゃうわ…
佐藤さん(西尾まり)のお産では羊水に少し異常があるからと、無理やり帝王切開すると言い出してききません…
最後はまるで狂ったようで、ジタバタしながら連れ出されるところは失笑…って感じでした。
いくらなんでもやりすぎ…
脚本のせいか…
演出のせいか…
藤原紀香の演技力のせいか…
せっかくこれまで感情移入しづらかった柊に、同情できるチャンスを無にしてしまいました…
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ
専門用語が飛び交って、徳本さんの出血原因がイマイチわからないんですが、何かに感染したんですかね?
そのへんの医療ミスをめぐって、今後話が進んでいきそうです…
でも柊に感情移入できないので、どうしても徳本さん(八嶋智人)側に気持ちが行ってしまいますけどね…
このドラマ、主演の藤原紀香の出番が多いほど、つらいドラマになってしまうという悲しい状況になりつつあります…
( ̄▽ ̄)b
今回の評価は…
うーん
今後どうなってしまうんでしょう…?
このドラマ。