江戸でペニシリン!…「JIN-仁-」第5話批評 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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皆さんにとって日曜日は1週間の始まりですか?終わりですか?





私めにとっては、1週間の締めくくりで…
いろいろ不満の残る連続ドラマばかりを見終わったあとに、このドラマを見るのが何よりの楽しみです…






今クールではダントツでハマっているドラマ…






TBS 日曜21時
「JIN-仁-」第5話




主演-大沢たかお
脚本-森下佳子
演出-平川雄一朗





今回もぎっしりと内容の濃い54分で、大満足でした!
(o^-')b





今回は吉原の遊郭鈴屋のおいらん野風(中谷美紀)の姉貴分で梅毒末期のおいらん夕霧(高岡早紀)を救うために、仁(大沢たかお)が江戸時代にはまだできてないペニシリン作りに励むという話。





実は現代で青カビからペニシリンを作るなんてできるわけがない…と仁が話してるのを脇で聞いてた未来(中谷2役)が天然ペニシリンの作り方を研究し仁に見せたのが二人の出会いだったようなのです…





「できないって私イヤなんです」とその時言った未来の言葉を思い出し、自分はこの時代にペニシリンを作るためにタイムスリップしたのでは…とすら思って、仁はペニシリン作りに没頭します…






江戸時代にホントできるのか?と思いましたが、西洋医学所の人たちの協力を得て、薬効のある液を作り出します!!






1皿ずつ薬効が出てるか見ていって、なかなか薬効が出てなくて、18皿めで出ていた時は思わず感動してしまいました!
(ホント「ROOKIES」の時以来です…音楽で感動が倍増するの…)






早速ペニシリン液を静脈注射し、夕霧は危篤状態を脱し、顔のできものも減るんですが…






良い状態のものが大量にできるわけではなく、残念ながら夕霧は亡くなってしまいます…






臨終の時、夕霧には咲(綾瀬はるか)が化粧をしてあげ、野風が手鏡でそれを見せてあげます…





以前野風が夕霧に言われた「泣いても一生、笑うても一生、ならば今生泣くまいぞ」
という言葉を、夕霧に言い「笑うてくなんし」と頼むところは、泣けましたね…





小さい頃から夕霧を慕ってきた野風の切ない思いが、痛いほど伝わりました…
いつまでも苦しませるのもかわいそうですもんね…






仁も言ってましたが死が救いになることもあるわけですね…





中谷美紀のおいらん言葉が何とも凛として、それでいてゆったりとして、情がこもっていて良いですね…





あと高岡早紀の薄幸な感じも良かった…






そして今回も忘れてはならないのが綾瀬はるか演じる咲の活躍。






特に医学所の人たちがペニシリン作りで忙しく、夕霧の治療に行く仁に供する者が無い時、






「私も医を志す者でございます!」とキッパリ言って許され、女人禁制の吉原に入るため髪の髷をほどいて男装するのです!





いつもながらの行動力、頼もしいかぎりです…






気になっていた写真のことも聞けた咲、仁が未来から来た人という理解はあるようです…
その割に未来のことを仁に聞いてこないのが不思議ですけどね…






それより写真の未来や、野風のことが気になって仕方ないようです…





あと気になるのは恭太郎(小出恵介)とやぶにらみのおいらんとの関係。何か悲劇が起きそうな匂いがします…






次回は何やらきな臭い展開になりそうですね…






今回の評価は…9






視聴率は次の記事でお伝えします!
(^-^)b