まぁ~最後にそうなるとわかってはいましたが、納得の最終回でした。
それぞれの人物に目がゆき届いた終わり方だったと思います!
TBS 土曜19時56分
「小公女セイラ」最終回
主演―志田未来
脚本―岡田惠和
演出―金子文紀
学院の隣に住む栗栖(要潤)は若い頃、日本を飛び出し放浪中に、インドでセイラの父に助けられ、それを恩義に感じていた人だったんですね…
その時まだ幼いセイラに困ってる時は助けに行くよと約束した通り、助けてくれたわけですね…
さらにインドで起きた事故も会社の責任ではないとわかり、凍結していた黒田家の資産はセイラのものとなることになったんです…
で…経営難の学院はセイラが買い取ることに…。
今さらながら気づいたんだけど、この学院って1学年しかいないんですね…そりゃ経営難になるわな…3年に1度しか生徒入ってこないんじゃ~
それはさておき、オーナーになり立場が上になったセイラは、買い取る条件として久美子が院長として残ること、自分の再入学を認めることをあげます。
亜蘭先生(田辺誠一)から母の薫子(黒川智花)と久美子の関係を聞いた聞いたセイラは、「一緒に母を乗り越えましょう…」と久美子に言い、その長年の呪縛にも似たコンプレックスを解いてあげるのでした…
ここの志田未来と樋口可南子のやりとり良かったですね…
私は条件に入ってないの?とマジボケする笑美子(斉藤由貴)がお茶目でした!
(^-^)b
ホントこのドラマは、樋口、斉藤のコンビのおかげでここまで見てこれたようなもの…
卒業しロンドンへ行くことになったセイラに、卒業式の日「元気で…。ありがとう…。」とだけ言ったあたりも、いかにも久美子という人らしくて、良かったと思います…
小沼夫妻には厳しい指導係が上につき…
カイト(林遣都)は使用人をやめ、どこかの学校へ…
真里亜とは堂々と勉強で争うことに…
今までわざと1位を狙わなかったかおりも参戦…
あのネズミたちも綺麗な家をもらってました…
ネズミには嬉しくないだろうけど…
(^-^ゞ
まぁめでたしめでたしってことで、最終回の評価は…
総評ですが…
セイラの優等生ぶりは好きではなく、私めもひねくれ者のため久美子という人物に共感しつつ見てたところはあります…
それにしても歪みすぎでしたけどね…(汗)
志田未来の演技力は言わずもがなの良さで、ただ凄さで言うと「BOSS」にゲストで出た時の方が凄かった…
いじめのシーンとか多い中、毒消しになったのは、
林遣都のカイトの清々しい優しさと斉藤由貴の笑美子のふわっとしたユーモラスさでした。
林遣都は今後が楽しみです…独特の雰囲気がありますね…
古くさい題材と敬遠されたのか視聴率は低調で終わりましたが、日本テレビの土曜21時枠なら2桁行っていたのでは…と思うくらい作品はしっかり作られていたと思います…
(^-^)b