いや~今年もあと大晦日を残すのみとなってしまいました…
今年の2月20日からスタートしたこのブログ、回を重ねるにしたがい形式を整えていき…
おかげさまで現在は映画・テレビジャンルで100位以内に入るブログになることができました…
これもひとえに拙い文章の記事を読んで下さった読者の皆さまのおかげと感謝しております…
m(__)m
来年も好き勝手なことを書いていくつもりですが…(汗)
よろしくお願いいたします!!
…ってことで、今日と明日は各クールの終了時に選んできたアカデミー賞の各部門、年間No.1を発表していきたいと思います。
主題歌賞と新人賞は省略し、年間最優秀演出賞から…
ノミネートは…
冬クール
「銭ゲバ」
(日テレ 土曜21時)
大谷太郎、狩山俊輔
春クール
「BOSS」
(フジ 木曜22時)
光野道夫、石井祐介、成田岳、星野和成
夏クール
「ブザービート」
(フジ 月曜21時)
永山耕三、西浦正記
秋クール
「JIN-仁-」
(TBS 日曜21時)
平川雄一朗、山室大輔、川嶋龍太郎
「銭ゲバ」は大胆なカメラワークや意欲的な演出が…
「BOSS」はスタイリッシュに徹した映像構成が…
「ブザービート」は月9の王道に徹した演出や音楽が…
「JIN」は大河にも引けをとらない手間暇惜しまぬ時代劇作りと感動に導く音楽の使い方が…
それぞれ評価され、選ばれたのですが…
年間最優秀は…?
「JIN-仁-」
平川雄一朗、山室大輔、川嶋龍太郎
これは文句なしですね…
チャチに作ったらすべてが台無しになるドラマでしたから…
特にチーフの平川が演出した1話、2話、5話、7話、10話、最終回は泣かせる演出が傑出していました!
続いて年間最優秀脚本賞…
ノミネートは…
冬クール
「ヴォイス~命なき者の声」
(フジ 月曜21時)
金子茂樹
春クール
「白い春」
(フジ 火曜22時)
尾崎将也
夏クール
「任侠ヘルパー」
(フジ 木曜22時)
古家和尚
秋クール
「JIN-仁-」
(TBS 日曜21時)
森下佳子
「ヴォイス」は医学生たちのキャラの描き分けの巧みさと、感動的エピソードの回があったため…
「白い春」は二人の父親と幼い娘の心の通いあいを、子供らしいアイテムを使い巧みに描いたため…
「任侠ヘルパー」は介護にまつわるさまざまな要素をストーリーに無理なく結びつけ真摯に描いたため…
「JIN」はキャストの名演を引き出すそれぞれの役を活かすセリフ、主人公のナレーションで感動を生み出したため…
それぞれ選ばれたわけですが、4作品とも1人の脚本家がすべての回を書いていることも評価できる点です。
最近複数の脚本家が書くドラマが増えましたが、やはり1人が書くべきだと私めは考えています!
…で年間最優秀脚本賞は…?
「JIN-仁-」
森下佳子
1回1回の内容の濃さ、ハズレの回が皆無という点でも納得の年間最優秀です!!
続いて年間最優秀助演女優賞…
ノミネートは…
冬クール
「銭ゲバ」
ミムラ
→父親と妹が殺されてからの豹変が凄かった!
春クール
「アイシテル~海容」
(日テレ 水曜22時)
田中美佐子
→加害者少年の心を開く調査官を懐の深い演技で見せた
夏クール
「ブザービート」
相武紗季
→憎々しさ、強がり、淋しさなど複雑でややこしい女性をただの悪女にせず好演
秋クール
「JIN-仁-」
綾瀬はるか
中谷美紀
→二人が優劣つけがたい名演技を見せて、ドラマを名作に押し上げた
ってことで…年間最優秀は?
「JIN-仁-」
綾瀬はるか
中谷美紀
これも結局「JIN」になってしまいましたね…
ただミムラは、「銭ゲバ」以後も「コールセンターの恋人」や「サムライ・ハイスクール」でもクセのある役で存在感を見せ、今後評価が高まる女優さんだと思います!
続いては年間最優秀助演男優賞…
ノミネートは…
冬クール
「銭ゲバ」
椎名桔平
→怪物的に性根の腐ったオヤジをアクの強い演技で好演…
春クール
「白い春」
遠藤憲一
→育ての父親の不安や戸惑い、哀しみを主役の阿部と拮抗して好演
夏クール
「赤鼻のセンセイ」
(日テレ 水曜22時)
神木隆之介
須賀健太
→院内学級で死と向き合い生きる生徒を、繊細に演じ名子役二人の成長を確認した
秋クール
「JIN-仁-」
内野聖陽
→龍馬ってこんな人だったのでは…と思わせる名演技でした
これはちょっと悩みました…悩んだ末に…
「白い春」
遠藤憲一
今までのこの人のイメージをくつがえす平凡で善良な役を演じ、阿部寛と大橋のぞみとわたりあって見ごたえのある作品にした功績で選びました。
内野とどちらにするか最後まで悩んだんですが…
明日は主演賞と作品賞です…
お楽しみに…